大町美麻ロードレース

結果DNF(11周/13)

13kmを13周するコース。
例年の暑さはなかったものの、レース前から雨がポツポツ。
エントリーも100人ちょっとと少なかったので、今年も一桁完走のサバイバルレースになるだろうなと思っていた。

レースは謎の3グループ制ローリングスタート(確かに安全だった)から始まり、最初の2周ほどは付き切れするかと思うほどペースは早かった。
ローリングが区切られていたため、位置取りを上げることができず、我慢が続いた。

序盤のハイペースで集団は激減し、50人程度になった3周目からペースは落ち着いた。
4周目にリーダージャージを含む逃げが発生し、それに集団から続々とブリッジしていく流れがあったため、自分も4人逃げにブリッジ。
4周回完了直前の上りで追いつき、先頭集団は20名ほどとなる。
このまま決まってくれないかと期待したが、さすがに後ろもこれを逃がしたらゲームセットなのは分かっているので、死ぬ気で追ってくる。
結局5周目で集団はひとまとまりに。

このあとも決定的な逃げが決まらず、上り、平地、下りと所構わずアタックがかかり、壮絶な潰し合いの様相を呈していた。
立ち上がりで不利を被らないように、基本的には前の方で走っていたが、「これは」という逃げはさすがにチェックしなければならなかったので、かなり体力を消耗した。
8周目完了の山岳賞をめぐって若干ペースが上がり、そこでついていけなくなった。
その後の下り、平地を踏んで、集団に復帰することはできたが、その後の上りで再びちぎれ、2周ほど一人で走って降ろされた。


学連で最後まで走っていたのは若干名で、真の実力が試されたレースだったと思う。
展開というよりは、いかに足があるか。
小細工は通用しない、というよりできないコースであり、人数であった。

ただ、勝負にからむには前にいないと話にならないという当たり前のことを体感できたのは良かった。
後ろにいて、一切前を引かず、運を天に任せて走るというやり方では、完走できるかできないかという次元になってしまう。
戦略的に後ろに下がる時以外は、少しでも前に出る意識を強く持ちたい。

最後に、レースの帯同してくれたしてくれたマネージャー、移動でお世話になった龍谷大学に感謝します。ありがとうございました!