白馬クリテリウム1日目

初日 ポイントレース
結果 0,5,0,12の計17ポイントで2位、
クラス2に昇格!(3年ぶり2回目)
ギリギリですがインカレ行けることになりました。


 研究室のことやら奨学金のことやらで忙しい日々を過ごし、調子も上がりきらず、しかも落車を繰り返し、正真正銘の最後の年だというのにゴミのような結果しか出せぬまま、とうとうラストチャンスを迎えてしまった。上がれなかったら死のうと思って参戦。前日の足の感覚はまあまあよかったけど、当日は緊張でガクガク。緊張はしないタイプと思っていたが、さすがに緊張していた。<内容>
 逃げに反応できない位置を走ってるうちに逃げを決められて、そいつらにポイント総ナメされる、という展開が一番怖かったので、最初は前の方に陣取って何があっても対応できるように心がけた。前を引いてもいいや、くらいの感覚で走った。実際景気よく前を引いていたと思う。タダで引くのは嫌だったので、毎周回ヘアピンとその直後のコーナーでちょこっと踏んで、後ろのやつに嫌がらせ的なことはしていた。
 結局一個目のポイント周回までには逃げはできなかった。最終コーナーの後、周りの連中のスプリントの能力がどんなもんなのか確かめてみるため、ちょっとだけスプリントに参加してみた。その結果、スプリントのパワー自体が大きい奴はいそうだったが、全体的に下手で、ケツにさえつけばなんぼでも差せそうということがわかった。最初からフルパワーでもがいて、ゴール前にはもうタレてる、みたいな感じ。最後の直線は20秒くらいで、最初から全力だと失速するにきまっているので、これはかなりチャンスだなと思った。
 その後、逃げようとする人たちはちょこちょこ出ていたが、背中から負のオーラが出ていたので、だいたいスルーした。結局大した動きがないままポイント周回に突入した。数人がペースを上げるのでついていく。5番手くらいで最終コーナーをクリアした。1人目がたれ、2人目がたれ、自動的にゴール前には3番手くらいにあがった。チョイっと差して、5ポイント。
 三個目のポイント周回では位置が悪く、5点は無理そうだった。ただここでポイントをとらないと、後々苦しい展開になりそうなので、2ポイントでもいいから取っておきたかった。が、後ろから来たやつに体当たりされ、思うようにもがけなかった。うーん苦しい。
 ラスト三周はさすがに積極的にアタックがかかった。が、どれもこれも単独のアタックで強力なものはなかった。結局集団でなだれ込む。最終コーナー抜けたときはまた5番手くらいだった。前の二人が例の如くたれ、と思って構えていた。しかし先頭二人がずっと並んだままタレてくる! スピードにも乗りきれず、道もせまく抜けず、ズブズブ。このあとのことは必死でそんなに覚えてない。たしかここですでに明星が飛び出していて、このままじゃつぶれると思って無理やり抜きにいったはず。しかし、明星には届かず、それどころか隣の慶応すら抜ききれず、かなり微妙な位置でゴール。残念ながら小学生レベルのスプリント。ケツに乗れんとどうしようもない。
 その後、一時間以上結果が発表されずやきもきしたが、何とか2着でゴールしたことが判明し、無事昇格したことがわかった。ちなみに隣の慶応に負けてもどうやら昇格していたらしい。<反省>
強いレースができなかった。インカレで活躍しようと思ったら、クラス3でこんな危ない展開で勝つのではなく、延々逃げ続けてポイント総ナメぐらいできなきゃ話にならないだろう。昇格したとはいえ、いまだゴミであることには変わりない。残りひと月で、もう二段階くらい強くなりたい。ただし、落ち着いて状況を見て走れたのは、若干だが成長したとは思った。