カオス

 今日の練習は本当にカオスだった。14人でスタートしたのにゴールまでたどり着けたのが9人。途中で持井、菅野、津江、宇佐美が神隠しにあった。彼らに事情聴取をしたので、何が起こったのかをまとめてみようと思う。
 
途中越えた後の側道で持井菅野津江が消える
 途中でもがいたため全員バラバラになる。側道に入らずに本線を突っ走るのを防ぐために、分岐に徳野と菅野を配置し、登った者から順番に下って、広い所で待機していた。そして徳野らが下ってくる。彼らを確認したので、集団の先頭のほうは全員集まったものとおもってスタートする。しかし、集団前方でスタートする直前に持井がボトルを落としたため引き返したらしく、菅野がそれにつきあって引き返す。また同時に、津江がパンクをし修理のためバイクを降りた。菅野と津江は集団の後ろのほうのメンバーにはそのことを伝えたが、その後ろにいたメンバーはそのことを集団の前方に伝えなかった。そうこうしてる間にもがきあいが始まり、花折れを登りきって少し下ったところで、彼らがいないことに気づく。
 このとき菅野と持井は花折に向かわずに湖西道路に向かっていったらしい。津江はパンク修理にものすごい手間取り方をしたらしく、全然パンクが直らなかったようだ。
 われわれ集団は花折のトンネルを抜けた先で待機しながら彼らに電話をかけたりして何とか合流を目指したが、彼ら3人は誰も電話にでなかった。ここで放置するわけにもいかなかったので、もともと途中下車の予定だった徳野にここで引き返してもらう。しかし、しばらく待った後で、徳野から誰とも合流できなかったとの連絡があった(あさっての方向に向かっていった菅野と持井はいいとして、津江は一体どこで何をしていたんだ?ここが最大の謎である)。集団はもうこの時点で合流をあきらめ、再スタートを切った。

②朽木の下り終点のローソンの後の登りで宇佐美が消える。
 登りで渡辺九段がドヤ顔で前を引き始める。もがいてはいないが、結構速いペースでの巡航だった。どうもこの時点で宇佐美が消えていたらしい。しかし、集団の後方でそれを把握していたのにもかかわらず、それを前方まで伝えなかった。渡辺のドヤ顔トレインは続く。そして気付いたら宇佐美は道を間違えて小浜へ行ってしまったらしい。

 今回の練習は、合流待ちばかりでぐだりにぐだった最低の練習だった。この原因は、集団後方から前方への情報伝達を怠ったこと、そして情報伝達の重要性を一年生に教えるのを怠ったことにある。今後こういうことがあってはならない。お互い注意していきましょう。