13 38km TSS44 京見-高雄 with カンノ 流し
 昨晩は激しい雨だったので心配だったが、幸運にも晴れてくれた。菅野は合宿直後で疲れていて、須々田はレース前ということで軽めにした。調子はまずまず(強いとは言ってない)。菅野が見るからに弱そうになっていてがっかりした。

○ポジションについて
 ポジションの違和感は未だぬぐえない。菅野曰く、タカノリのイメージがあったからか見た目にも違和感があるようだ。本当に低くしすぎたのかあるいは慣れていないことによる錯覚なのか。一度動画を撮ってみたい。 さらに、サドルが大幅に低くなったことによってハンドルが近づいてきたことになる。そのためハンドル周りの調整も必要となり、思ったより大変だ。

 ポジション変更のあとの感触としては、ケイデンス爆上げ練の時にそこまでケツが跳ねなくなった気がする、というのが第一印象だった。つまり、違和感がありつつもきれいに回せるようになったようなきがする。加えて、踏みつけるペダリングから前に押し出すようなペダリングに変わった。ペダリングのスイートスポットが、1時〜4時だったものが、11時から4時まで広がった、というイメージ。今日は出力を上げていないため、そのペダリングの変化がどう出力や筋肉の使い方に反映されたかはよくわからない。まあそんな急激には変わっていないだろうが。


○タイヤについて
 今週末のレースはそんなに重要度の高くないものなので、普段履きのホイールを使って自分のレースでの出力を測ってみようと思う。パワーを横軸、そのパワーを使用した時間を縦軸にとって散布図を描くと、急激に使用頻度の下がるパワーがあるらしい。まあデータでいろいろ遊んでみよう。そういうわけで決戦用のクリンチャータイヤを探した。結果的にパナレーサーEvo2のLの25Cを使うことにしたのだが、それに決めるまでに紆余曲折があった。
 まずいろいろ調べると最近は25Cのクリンチャーがアツいことが分かった。同じ空気圧にしたとき、チューブラーよりクリンチャーのほうが、また少なくとも20C〜28Cの範囲においてはタイヤの幅が広いほうが転がり抵抗が小さくなると。どうもタイヤ変形量が抑えられるため転がり抵抗が小さくなるらしい。その説明がほんとかどうかは知らないが、まあデータは正直だろうということで25Cのワイドタイヤを採用することにした。
 次にメーカーを吟味したのだが、近年の円安のため海外メーカーと比べ相対的に値段の下がったパナレーサーを使うことにした。安さは正義だ。異常に効くグリップもステキ。パナレーサーはタイヤの断面が半円ではなくてオニギリ型になっているけども、この場合も25Cのほうが転がり抵抗が小さくなるのだろうか?若干怪しい気がする。とんがってる部分の角度が変わらなければ接地面の形は変わらないのでは?もしそうだとしたら、タイヤが軽い分23Cのほうが有利なのでは?

 ポジションやタイヤについていろいろ考えてみたものの、結局のところデータを持たないわけで、考えたことや感じたことが本当に正しいのか、確かめられていないのがむずかゆい。ペダリングの効率やスイートスポットの変化については、最近はやりのパワーメータで検証できるんだろうし、転がり抵抗の優劣を決めるだけなら三本ローラーの上で一定の気圧・一定出力でこぎ続けたときの進んだ距離でざっくりと検証できるだろう。インターネット上で情報を聞きかじり続けるよりも楽しいし有意義なんだろうなあ。やらんけど。