6 30km, 1.5h, 江文 来週のクリテ組を連れていろいろなワークをやった。

 基本的にトレーニング本にしたがって行った。まあ、これをやったからといって突然クリテや集団走行がうまくなるわけでもない。また、スプリント練習をやったところでスプリントのところまで生き残れなければ全く意味がない。今回はクリテ対策と銘打って集合をかけたものの、本当のところ後輩に峠をもがく以外の練習を教えるのが目的だった。

①アウタートップでクライム 
筋肉の使い方、上下死点での漕ぎ方の練習。
筋トレにもなるけど、それ以上にペダリング、筋肉の使い方の練習。

②パワースプリント
江文のゴールまで500mくらいのところから、①のギアよりちょっと軽くしてスプリント。
パワーをモリモリつけましょう、という練習らしい。

③バンピング
並走しながら、肘で小突きあい、肩のぶつけ合いをやった。
レース中、もちろんぶつからないのがベストだけど、
ぶつかったとき柔軟に対応しましょう、という練習。

崖が一番怖かった。軽いノリが危なげな雰囲気を醸していた。
これ、危ない練習なんで、もっと真剣に!

④スプリント練習
しょっぱな須々田が早めのペースで前を引く。
ほんで、後についた4人でスプリントの掛け合いをやってもらった。
森田調子わるそう。まあ来週には何とかなるでしょう。

 多田のダッシュは切れがあってよかった。しかし反応がメチャメチャ悪い。もっと後ろの人間に気を配るべきだ。後ろの人間のアタックにもっとうまく乗れたら、労せずして集団から抜け出せるだろう。
 また、戦略にも問題がある。早駆けの切れは無駄に良かったが、タレたら意味がない。早駆けするときは、逃げ切ることをきちんと考えて動くべきだ。後ろの人間の追走を待つのか、独走するのか。そしてついてきた人の強さもよく考えよ。もしついてきたのが西浦だったら、遠慮なく後ろについて利用し消耗させるべきだろう。だが今回はついてきたのが崖だったため、二人で協力して西浦を倒すべきだった。一人で崖と西浦を倒すのと、西浦を二人で倒してから崖との1対1に持ち込むのとでは、どちらが自分に有利だろうか?
 というわけで、多田に関しては反応の悪さと無戦略っぷりが課題だと思った。結局、練習の前にどう走ろうというイメージを持たないから、反応できないし戦略も立てられないのだと思う。練習前に、どう走ろうかとイメージすべし。もうがむしゃらにもがくだけは卒業だ。