17(木) 31km、1.5h、TSS84、花脊L4走。22分05秒 320W、161bpm。
   15km、1.5h、TSS20、ツールド住所変更。下鴨署などに出頭した。
<練習内容>
 花脊で二日連続のL4走を行った。昨日の94%の出力しか出なかった。花脊の後はすぐに家に帰った。

<コメント>
 朝っぱらからやる気がなかった。大体気分てやつは体の調子を反映するのだがそのとおりだった。やっぱ二日連続だと出力下がる。ギリ練習になる出力は出ていたのでよしとする。3週間前に測った時は160bpmで304Wしか出なかったが、今は161bpmで320Wが出た。これは心肺が強くなったことを意味するのだろうか。二本目登ろうと思ったがまったく力が入らなかったのでさっさとあきらめて帰宅した。今週はもう時間が取れないのでタバタに切り替える。調子をみて1,2回ほどやる予定。


 オーバートレーニングの傾向にあるかどうかを判断するためには、血液検査・心拍数の変動・出力の変動などの定量的評価と、だるい・やる気が出ないなどの感覚的・心理的評価がある。これらのうち、前者よりも後者のほうが役に立つ。なぜなら、定量的な評価で不調が明らかになる時はすでに手遅れだからだ。
 例えば今日のケースで考えてみると、定量的に不調を明らかにしようと思えば峠一本登ってみないとわからない。実際出力から昨日より不調であることが分かった。しかし、これはただでさえ疲労で調子が落ちている状態に、さらに追い打ちをかけたことになる。今日の場合は朝やる気がしなかった時点で疲労がメンタルに影響していると判断して、寝とくか回復走するのが賢明な選択肢だったわけだ(今週もうほとんど練習時間が取れないことがわかっていたので今日は無理やり乗った)。
 起床時や安静時の心拍数を測って調子を判断するという方法もよく知られている。あれもやってみたことはあるが、まさに絶望的な疲労感を体験して初めて心拍数に現れた。出力やタイムが一番手軽に測定でき、なにより疲労に反応しやすい指標なのは間違いないだろう。私のイメージでは、やる気>脚のだるさ>出力・タイム>心拍の順で疲労が見えてくるような気がする。