第72回全日本大学対抗選手権自転車競技大会

8月28日
日本CSC 5㎞サーキット 28周140㎞

結果:3周目落車DNF

8m03s
8m36s (stravaより)
トラック組と一緒に修善寺に泊まって3日間じっくり休むつもりが、逆にすごく疲れてしまった。脚の調子は良く疲労もとれているのだが、睡眠時間短かったり、昼寝できなかったり、徒歩距離が長かったりと想像以上に疲れた。おまけに前日から頭が痛くなる。でも、頭痛くても脚は回るから関係ないなと思い込む。
当日もましになったものの朝から頭痛。台風が近づいてるのも関係していたのだろか。頭痛のことは気にせず、コースを1.5周ぐらいしてアップとする。明け方まで雨が降っていたので路面はウェット。調子は夏に入ってからずっと上がりっぱなしで、かなり良い。この日もいつも通りの感触。インカレ前1週間は練習量を落としつつも、気持ち多めに乗ってきた。なんとなくその方がいいと思ったから。この判断は正解だったと思う。ただ、体調が芳しくない。
今回のコースは全チャレ、5月の修善寺で全く走れず、いいイメージがない。大きな苦手意識をもっていたが、ここまでやってきたことを出し切るのみと吹っ切れて不思議とあまり緊張していなかった。スタート前の心拍も90前後で謎の落ち着き。でも、周りは普段とは違う雰囲気で、何より声援が熱い。ギリギリまでアップしていたのでスタート位置はほぼ最後尾。クラス1から並ぶので、どうせ前には行けないと判断。そして188人がスタート。
当然だけどかなり集団が大きくて前に出れない。全日本の時はしょっぱなにやられたので、先頭には気を配りながら走る。でも、リアルスタート後もかなりペースが遅いので、あまり自分のペースを乱さずに徐々に前に上がっていく。体が飛ぶようとまではいかないが、全くしんどくない。いける。秀峰亭では補給の位置を確認するぐらいの余裕があった。2周目に入り周りにはぜーぜー言いながら散って行く者が現れ始めて、3か月前の自分を見ているよう。沿道の声援で「20秒!」とか聞こえたのですでに逃げができている模様。集団先頭は鹿屋が完全に抑え込んでいる。意外や意外、序盤のドンパチは全くなくレースが進行したので、これは中盤までは残れそうかもと思い始める。
そんなこんなで、難なく3周目に突入する。秀峰亭への登り手前の下りで前の方でガチャガチャなってるので、冷静に場所を確認しつつ減速していたら、急に何の手ごたえもなく気付いたら地面に打ち付けられていた。後ろから追突されたのだろか。良くわからないが頭が痛い。とりあえず自転車は動かない。何とか直そうとするも、あたふたするのみ。このままだと終わってしまうという焦りだけ覚えてるが、気づいたら自分で回収車に乗って秀峰亭にいた。ひどく頭を打ちすぎて記憶が断片的。直後はそのせいでスカッとしていて、なにも考えられず悔しさとかなかったが、徐々に悔しくなってくる。調子が良かったので尚更だ。
結果、初めてのインカレは20分走って終わってしまった。もったいないという思いが非常に強い。残された回数はあと2回だけと考えると時間がない。反面、今回修善寺を走ったことで、ここに持っていた苦手意識は払拭された。厳しい局面で走っていなかったのは事実だが、最初の2周回は本当に楽に走れた。
完走者は40人というレースだった。来年の最低目標はこの中に入ること。その中でさらに上に行きたい。

備考録
体重 57㎏後半
ホイール  7850‐C50
タイヤ 前ヴィットリアコルサcx、後コンペティション25C