5/1(月)55km、2.1h、TSS143、SST17分を3本、ピラミッドインターバル

<練習内容>
ローラーでSST1:18分、284W
 雨に振られて三本ローラーからのスタート。ケイデンスを85、95、105と2分おきに変えた。各ケイデンスごとに3回ずつ行った。一番つらいのは105rpmだった。

山中でSST2:17分4秒、302W
 晴れてきたようなのでたまらず外に飛び出し山中へ。ローラーはパワーでないし退屈だし嫌いだ。ケイデンス高めでやろうとしたけれど、80rpmくらいと結局低め。

ピラミッドインターバル at 山中裏
ON ― OFF  目標   現実
05秒―55秒 235% 770W 999W ◎
10秒―50秒 220% 720W 912W ◎
15秒―45秒 200% 656W 914W ◎
20秒―40秒 200% 656W 695W ○
25秒―35秒 180% 590W 674W ◎ 事故りかけた…。
30秒―30秒 160% 525W 475W × 頭を冷やす。
35秒―25秒 140% 460W 466W ○
40秒―20秒 120% 394w 473W ◎
45秒―15秒 115% 377W 410W ○
50秒―10秒 110% 360W 384W ○
55秒―05秒 105% 344W 352W ○ 登りきってしまった。
60秒    100% 330W 269W × 下り。

登り返しでスプリント
13秒802W(MAX1160W)

山中でSST3:17分21秒、299W
 序盤は全く踏めなかったが、後半にかけて段々回復してきた。テンポ〜SST強度でギリ回復をできるようになってきた。回復力は間違いなくついてきたと思う。

<雑感>
 ピラミッドインターバルで必死になりすぎて本当に死ぬところだった。必死とは必ず死ぬと書くがあくまでも比喩であって本当に死ぬのはいと愚かなり。大反省。

 ここのところ、L5以上の高強度と、その強度でのリピータビリティの向上に主眼を置きながら練習してきたが、ついにその成果が出てきたようだ。1月18日に全く同じメニューをこなしていたが、その頃と比べたらかなり成長しているように見える。まあそのときは寒さで体が動かなかったし、雪がひどくてほとんど実走できていなかったので、フェアな比較かと言われると疑わしいが。

 インターバルトレーニングの間隔については諸説入り乱れているが、私の感覚としては間を空ければ空けるほどパワーの最大値を上げる方向で、間を短くしたら回復能力や有酸素の回路にスポットが当てられている、という気がする。最近は後者のトレーニング中心なのでその成果が出てきたのだろうか。

 もう一つ、こういうインターバルをやるとパワーはもっとグラジュアリーに変化しても良さそうなものだが、実際はそうはなっていないのが面白い。15秒と20秒の間に壁があって、25秒と30秒のところにまた一つ壁がある。最後に40秒と45秒の間にも大きな変化がある。クレアチンリン酸回路→乳酸を作る速い解糖系→遅い解糖系→有酸素性と切り替わったタイミングと考えたら一応の説明はつきそうだが実際のところどうなんだろうか。