ITT

6/4 31.2km Av.42.01km/h 2位

昨日のチームTTよりも明らかに強い風がふく中行われた個人TT。往路はあまりに向かい風が強いため、出走前には30km/hでるかすら心配でした。学連のほうで検車の基準がよくわからなかったり、トラブルもありましたが、無事出走できました。ITTは30秒おきにスタートする形式でした。スタートしてすぐに東大の一回生を抜かし、往路では結局4人抜かしたように思います。OB道川さん提供のLight Weightのおかげで、当初心配していた向かい風も心地よいそよ風に感じ、12km地点くらいで疲労を感じましたが、結局往路はAv.34-35km/hくらいでいけたとおもいます。復路は最初5kmくらいがとてもつらかったです。追い風ではあるけれど、横風も強くギアを落として楽したい自分との戦いでした。ペースで淡々と踏み続け、なんとかゆるい下り坂までついたのは復路の8kmくらいだったと思います。なにぶん下をみて速度なりを確認するのは抵抗が増えてロスなので、ほとんどみていなかったため、データは正確ではありません。下りでスピードに乗ってからは、なぜだか最適ポジションにはまり、息は上がるけれどしっかり踏み込めるようになって、ペースがあがりました。これがゾーンなのかなと思っていました。TTTとは違ってペースの変動や他人に気を遣ったりする必要もなく全力で踏むことができ、途中で1人、ゴール前で一人ぬいてゴールしました。ゴールしたとき、というより、復路でバリバリ踏めていたときから、密かに「いけるかも」と思っていました。

今回のレース、クラス3ではディスクホイールを使えない中、Light Weightが機材ドーピングであったことは疑いようのないことでした。あれは兵器です。昨日のTTTでも使いましたが、とにかく進み方が違う。あれを使って1位でなかったことに申し訳なさすら感じています。1位との0.238秒の差はスタートまたは折り返しの差であろうと思いますが、あれだけ出し切っても勝てないものかと思いました。まあ、なにはともあれ、やっと昇格できました。TTTで昇格したかったというのが本音ではありましたが、よかったです。

整備関係で大変お世話になった理さん、岡本さん、ゼッケンの貼り付けなどのサポートをしてくれたマネージャー、応援してくださった方々、車の運転をしてくださった方々、機材を提供してくださったOBの方々、ありがとうございました。これから全日本、インカレにむけてしっかり練習を積んでいきます。