美山サイクルロードレース

マネージャーもレースの記録を書いた方がいいとは以前から思っていて、ちょくちょくBOXノートなどにさらっと書いていたが、熊野に行って改めてその必要性を感じたので書き始めようと思う。
主な理由はマネージャーの脳内解剖。
マネージャーの仕事には、普段思っていても後輩にいちいち言うことではないことなどが多い上に、毎年入部するとも限らない。行ったことのないレースでも昨年のを読めばすることがだいたい分かる、というのが目標。また、選手からも指摘があればうれしい。
詳しい理由は次の全体ミーティングで話す。

最初のレースに美山を選んだのは、熊野に例外が多すぎるから。(でも、時間が経って少し忘れてる)
書き方はまだ模索中。

〈レース概要〉(文章量を模索中)
平地、上り、下りの3つ全てがしっかりあるが、上りさえついていければ問題のない1周10kmのコースを7周する。
OBを含めて京大からは11人が出場したが、今回主にサポートするのは森田さんのみの予定だったので、そちらを中心に書く。
森田さんは完走狙いではじめから集団中ほどにずっといたが、6周目に補給を取りに来るも失敗。その直後の上りでちぎれた。7周目の補給は成功し、そのままゴール、完走となった。
残りの京大はカテゴリー別で岡本、牧、福原がU23で10位以内に入り、すでに獲得していた岡本を含み全日本の出場権を獲得。岡本は来年のシード権も手に入れた。また、エリートでは11位だった須々田さんも招待選手が上位にいたため全日本への切符を手にした。

〈感想、活動〉(こっちは書きたい)
まず、美山にサポートに行くことを決めたのは、個ロードのサポートに行くことが決まっていたから。インカレも左手&上りの補給。個ロードもきっとそうだろう。となれば、美山はまさに同じ条件。練習(といっては選手に失礼だが)にはもってこいだ。
昨年のインカレではボトルを渡せていないので、レースでのボトル渡しは1年ぶり。補給には何をどう準備するかといった頭の体操や渡すスキルも最低限いるので、何もせずに個ロードに行くわけにはいかない。しかし、京大発の車はすでにいっぱいだったので、OBの森田さんに無理を言って連れて行ってもらった。
普段使う無料駐車場は受付から2kmも離れているため、選手に車を出してもらうか歩かないといけないが有料駐車場だったので近い。楽。

レースの朝は寒かったが、太陽が出るととても暑いといった天気。しかし、雲が多めだったので水はそこまで準備しなかった。
森田さんに渡すボトルの中身はスポドリ100%。少し前のレースで脚をつっていたし、そこまで暑くないのでいいだろう。すでに準備されていたもので替えはなし。しかし、スタート時に持って行くとすでに中身が減ったボトルと交換。段々と日差しが出て暑くなってきたこともあり、勝手な判断でハーフに変更した。また、京大チームの失敗用に水も用意しておいた。牧は前週に脚をつっていたけど…まあいいや。失敗した用だから。もちろん、京大チームにも取ってもいいよ、という連絡はいれた。

レースが始まり、スタート地点とは反対側の補給地点へと向かう。ここに行くためには、郵便局前から出ているシャトルバスを使用。
選手を追いかける形のため、1周目は全く見ることができない。
須々田さんも出場されているので、2周目以降は先頭集団の数とタイム差を記録(いつも気にされている)。しかし須々田さんを見つけられない…
本来ならば、全日本がかかっているので逃げにいる選手をカテゴリー別に数えて伝えたいが、美山はゼッケン(と顔)でしか区別できないので写真で撮って後で数えたりするもかなり難しい。終わってから言うが、どの逃げにも京産がいたよ、くらいしか分からない。そして数えたとしても、わたしには響く声がない…

レースが進むも、雲が多く、気温もそこまで上がっていないので補給を取らない選手が多い。5周目になり、取る選手が増えだす。もちろん渡す方は毎回準備している。補給あるあるなのだが、自分の方に向かって来る、渡したい選手(チーム)のみを探しているので、その他が集団にいるのか把握するのは難しい。ちぎれてたら分かる、という状況。

6周目、岡本の後ろに森田さん。1番補給側のラインをとって、名前も呼んでくれるし、補給取りたいオーラもむんむん。(選手へ。これ大事です。急に取りに来られても手を離す準備できません。)
補給失敗。お互いに補給が久しぶりというのもあっただろうが、後で補給しようとしている自分の写真を見る限り、段差のあるところでわざわざ補給しようとしてるし、しかも上段の足に体重が乗っている。久しぶりすぎて選手に近づくのが怖かったのもあるが、これでは絶対に失敗するはずだ。あと、集団のペースが思ってたより速かった。去年、西浦への補給に失敗したのはもっと速いと思って若干手を離すのが早かったから、という記憶にひきづられてる。

7周目。補給を取ったとしても残り半周なので中身を減らしたいが、ゴール地点でも水を持って待ち受けられるわけではないので、通常より少し多めに残した。手を伸ばして待つも、集団に森田さんの姿はない。前の周からきつそうだったし、ちぎれたな。罪悪感しかない。
そう思っているとグルペットの中に姿が見えた。両手で取りにきはる。先ほどよりもペースが落ちているため成功はしたけど、ハンドルから両手を離したときにペースは落ちるし、2度とこんなことさせたくはない。

補給練習はできたけど、反省の多いレースだった。熊野に行くことも決まっていたし、大きいレース前に自分の補給姿を写真で見られたのはいいこと。撮っていただいた棚橋さん、ありがとうございます。そして、連れて行ってくださった森田さん、本当にありがとうございます!


かなり長くなったが、これからこんな感じで書いていきたい。