全日本選手権

インカレといい、全日本といい、大事なレースで倒れがちの福島です。
今回もご迷惑をおかけしました。

 前回、写真撮る理由の中に広報って書くのを忘れていた。普段から寄付をくださるOBなどにレースの記録を伝えるのも大事な仕事。


<メモ>
1周14kmのコース。ぜーったいに前にいないとしんどい。補給地点はゴール直前の上り坂。どこでも一緒だけど、残り250mくらいのところは遠くから選手がやってくるのが見えるのでいいかも。でも、ここだけ電波悪すぎて連絡取れない。
駐車場はやや遠いけどお手洗いがある方を選ぶと水汲めるので便利。

<レース概要>
U23
補給は3周回完了時から9周回完了時まで。
福原、岡本、牧の3人が出走。この順にdnf。
福原は2度のチェーン落ち、岡本は疲労、牧は脚つりが原因。

*エリート*
補給は3周回完了時から14周回完了時まで。
須々田さんが出走。1周目の落車で集団がばらばらになり、第3集団になってしまうが、その後集団のペースが落ちて復帰。しかしその後ちぎれた。完走したのは20人くらいの過酷なレース。

<レース前日まで>
 段取り悪すぎ。レース出る気あるのって聞きたいレベル。
いつもマネージャーには要項は全部覚えておくようにって言ってるけど、選手だってそれぐらいしっかり読んでおくべきです。そして、間違えた後の行動も悪い。なんで受付で謝り続けてるれんちゃんや、宿でそれを心配しているわたしに自分たちの場所を伝えないのか。ユニホーム取りに来たときも、向かってること伝えてくれたら外まで持っていくことくらいはできた。その1分くらいの間も受付でずっと頭を下げている人がいることに気づいてほしい。
 スケジュールを立てるのは他人に任せっぱなしにせずに自分であらかじめ考えて、提案されたものが本当に余裕あって問題ないか確認するべき。選手、マネージャー、学年問わず全員が。誰かがちゃんとやってくれるってみんなが思うから失敗するんです。今回レース出た人は痛いほどよく分かったはず。スケジュールを立てるためには、宿と会場の場所、チェックインの時間、移動にかかる時間とか全部前もって頭に入れないといけない(当たり前やけど)。部を見ててずっと思ってたけどそこまでやってる人少なすぎる。スケジュール立てた人が要項見落としてるところあったら出走すらできないの分かってるのかな。
 受付の際に助けてくれた京産の皆さん、ありがとうございます。

<レース前>
 大学が違うと考え方も違って新鮮。安全ピンは選手が一針一針レースへの思いをこめて自分でつけるべきとか、自分の補給くらい自分で補給地点まで運ぶとか。
 今回はゼッケンは選手が前の日の晩に自分でつけた。体調がよくなかったのと、荷物のスペースから受付にも監督会議にも行ってない。レース前ミーティングも特になし。あったのかもしれないけど。

<レース中>
 *U23
 天気予報では曇りで最高気温も20度ちょいだったけど、当日は快晴で体感温度は30度くらい。近くにスーパーがなかったのもあって氷は買っていなかった。暑くてアップ中に飲み物が減っているだろうからスタートに並んでいるときに水を持っていった。
 補給で指示されたのは、岡本は経口補水液とゼリー。他はゼリーとスポドリ7割。これを聞いたときはまだ朝早く肌寒かったがスタートのころにはかなり暑くなっていたので、補給開始までにすべてハーフに勝手に変えた。今回は同志社と一緒だったので、経口補水は自分が、小畠くんの分はれんちゃんに、互換性のある牧と福原はどちらも持っておくことにした。もちろんスタート前にはこのことを選手に知らせておいた。さらに追加で須々田さんにも水とハーフをもって立ってもらった。

 1周目が終わるとき全員集団後方にいたが、京大アピールをして明らかに気づいてこっちをずっと見てくれたのは岡本だけ。岡本より牧と福原は近くにいてたけど気づいてたのかな。。。
 3周目完了時、補給が始まる。牧は近寄らず。岡本は前周までに何も言ってこなかったが、初めのドンパチの後はゼリーな気がするなーと思ってゼリーを持っていたら取っていった。当たりだったのかな、知らんけど。
 4周目完了時、とりあえず左手にはハーフをもってどの順番で来てもはずれではない状態にする。このときすでに福原はいなくて、岡本は集団から遅れていた。集団にいた牧は須々田さんから水をとる。暑いのにこれが最初の補給。水で大丈夫かなーと思ったらやっぱりその後脚をつったらしい。経口補水は高いし、岡本が集団にいたか分からないし、、、って思ってたら岡本が小集団で来た。経口補水を準備できていなかったので、ハーフを出して待つ。ゼリーも右手に持っていたけど、前の周にゼリーをとったから左手にはハーフにした。「ゼリー、ゼリー、あっ水!」って言いながらハーフを取っていった。あれでよかったのかな?
 5周目完了時、ちぎれた牧がやってきた。前の周に水はとっていたのでゼリーを出して待つもとらず。その後dnf。

*エリート*
 前日と一緒。曇りの予報で晴れる。
 スタート前に補給地点の場所とそこにいる人を教えた。
 補給で指示されていたのは梅丹付き経口補水液。口を切って開けるタイプのゼリーは上のちぎれてごみになるところだけをテープで貼り付けて下を引っ張ればそのまま食べられるようにした。これは食べやすかったのかはまだ聞いていない。

 3周目完了時、次エサの声。もちろんこの周から指示されたボトルは出していたけど、取られなかった。
 4周目完了時、初めから用意した梅丹付き補給を、5周目完了時に経口補水を取るもdnf。レース後はゼリーを持っていったら食べていたけど、補給は足りていたらしい。

レース後は観戦。選手がボトルを洗ってくれて助かった。

<雑感>
 久しぶりに全員dnfで、最近完走慣れしていたから昔感じていたものを思い出した。残念というより、補給地点にいててすみません、みたいなあの気持ち。
 今回はPITに誰も行ってないし、カテゴリー違うレースは別日だったし、尊敬する同期マネージャーの1人のれんちゃんもいたからサポート人数足りないとは思わなかった。なんかいろいろスムーズ。自分の体がやっとシーズンインしたかな。でも、個ロードに引き続き遠いレースだったので仕方ないけど、長距離レースは普段と準備も少し変わるから勉強のためにも選手ももっとサポートに来たらいいと思った。福原は今回レース前にあたふたしてたし。(自分でいうけど)大きなレースほど絶対にサポートは必要だと思うから、サポート側も体験するとレースへの意識変わると思う。
 あと、提案だけど夏合宿のとき1日くらいマネージャーが先回りして補給する日つくるのありかなと思った(道の詳しい情報知らないから適当に言ってる)。選手は補給取る練習、サポート側は先回りして準備する練習になると思う。

 そういえば、熊野で補給のコツを教えてもらって以来失敗していない。それまでどれだけ下手だったのか。でも話聞く感じだと、渡す側より取る側のほうがスキルいるらしい。
 そして、体調管理は大事。
 

 今回出場した選手は全日本の舞台に連れていってくれてありがとうございます。この名前のレースでサポートできたことは誇りに思っています。来年はもっとたくさん出てもらいたいです。


さて、はりちゅうはどうしようか。
京大のは観戦かな。サポート足りなければ、声かけてくれるでしょう。