2017インカレとか

9/1
1時間サイクリングin長野
長野はまさかの低温注意報。夏の装備だと肌寒い。道がとてもきれいで快適なサイクリング。湖も綺麗。
本日快眠

9/2土曜
試走3周
1年前の記憶を呼び起こす試走。全然記憶と違う。1周12.6kmだから4周しても良かったけど、なんとなくやめておいた。
本日不快眠

9/3日曜
インカレ
12.6km×14周=176.4km
出走176人、完走45人、28位
タイム4h38m55s

余裕がなかったので、何周目で何があったかをあまり詳細には覚えていない。故にそれほどレースの中身がないレポートである点はご了承ください。
当初の目標
1.完走
2.打倒岡本さん(チーム戦なのに)

インカレの正式名称はご存知か?今年は文部科学大臣杯第73回全日本大学対抗選手権自転車競技大会である。あれ、そういえば、内閣改造してから文部科学大臣って誰になったっけ?とか思いながらアップ。検車は場所取りをしてくれていたので、サラッと1分くらいで終わる。本当にありがたい。スタートは集団右後方。ローリングからのリアルスタート。当初から覚悟していたレース序盤のドンパチは2周回目の半分くらいでは落ち着いていた。そこからは基本的にメイン集団の右前方に位置取る。
理由その1、アタックに反応するため。
理由その2、落車回避
基本的にペースはゆっくり。10人弱の先頭集団とは最大6分くらいまで開いたのかな。とにかく省エネを意識する。美麻は前半下り基調、後半上り基調のコースなので、下りはできるだけ脚を止めて、上りはケイデンス高め。しかし、集団の散発的なアタックにいちいち反応していたのは無駄足だったな。振り返ると、ここがまず岡本さんとの差。
涼しかったので、補給を取り始めたのは6周目あたりから。集団で本格的な動きがあったのは100kmくらい。個人的には、上りが始まって6分くらいの所から速いと感じていたが、補給地点がアタックだったみたい。全力で食らいつく。なんとか下りで落ち着いたが、人生で初めて、しんどすぎて泣きそうになった。
ここからはまた集団が落ち着く。この辺りから岡本さんについたりつかなかったり。ずいぶんとペダリングに余裕がある様に見えた。途中、「水ある?」と聞かれた時は、その優しさや余裕に感動したりしなかったり。時々ペースアップがあったが、先頭とは3分ほどの差のまま。先頭どんだけ速いねんってツッコミたかった。この辺りで一度、気温が上がった気がした。やたらと水分が欲しくなる。10周目あたりはできるだけの水分とエネルギー摂取を心がける。
12周回目の最後の補給場所あたりで、前とタイヤを擦ってまさかの落車。この辺りでは、完走はできると確信していたので、めっちゃ焦る。全力で登るが集団には追いつかない。これはヤバい!ここから個人TTスタート。初めは下りで前の集団のケツが見えていた。が、後から岡本さんに聞いたところによると、小さなドンパチが繰り広げられていたみたい。すでに150kmほど走っていた私に、独走して集団に追いつく力は残っていなかった。先頭とのタイム差も分からず、後方車にも抜かれ、ゴールとは逆側の関門で切られるのを覚悟しつつ、ビキビキにつった脚を回す。いざ関門。ここはひとつ目の峠を上りきったあたり。もう出し切ったし、辛すぎて、むしろ切ってほしいくらいの自分がいたのもまた事実だった。ところが、おっちゃん達は特に反応なし。まあ、とりあえず下り始める。すると、後ろから宮崎大学の選手が1名がやってくる。この人が、私の救いの神だった。とりあえず一緒に回そうとする。しかし彼は前で踏む私を抜いてくる。補給場所前の坂で一度千切られる。ところがゴール地点の後の下りで私を待ってくれる。なるほど、2人で回した方が速いもんな、と、この地点では思っていた。下りきって、下り基調の平地。なかなか先頭交代の要求がない。瀕死の私は、とりあえずフリーライド。峠に差し掛かった。まだ、要求はない。ひとつ目は上りきった。これまでのコーナーで、彼がコーナーを苦手にしているのは分かっていたので、コーナーだけ前に出る。しかし、すぐに抜いてくる。おや?下りきってからのコーナーで前に出る。ここで差が開いて、死ぬ気で最後の峠を上りそのまま私はゴール。最後に京産を1人抜いたのが地味に嬉しい。
間違いなく、私よりも宮崎大学の彼の方が数字上の力があるのはよく分かった。レース後、話してみたのだが、なぜあの様な走りをしたのかは分からなかった。とにかく、私は彼のおかげで完走できたわけだ。

今回は初のインカレ。全日本では2周でDNFだった私には、ほとんど初めての長距離レース。2日前から積極的に炭水化物摂取。全日本でススタさんから少ないと指摘されたので、補給はたくさん用意していた。しかし途中で落としたり、うまく取れなかったりで、スポドリ除いた総摂取カロリーは800くらいだった。それまでに食いだめはしていたが、少なすぎた。ぎりハンガーは免れたが、それはおそらくヴァームのおかげ。次は補給面をしっかりせなあかん。
場所取りも微妙だった。アタックに反応できたのは、集団の前にいたからだと思うが、上りでスイスイ前に行ってたら、前に出過ぎて下りで引くことがあった。あれは完全に無駄足。上りも下りも、もっと休めたはずだ。
それから、岡本さんは強かった。最近は練習でも勝つことがそれなりにあったから、今回も、もしかしたら、とか思っていた。だが、いざレースとなると、経験の差が大きい。場所取りとか上手だし、アタックに余計な反応はしない。落車なかったら、とかゴール直後は考えたが、まあ負けただろう。個人的には、練習の時の岡本さんの走り方は好きになれないが、学ぶものは多そう。好きにはなれないけど。



ゼッケン貼り、検車での場所取り、補給など、様々なサポートをしていただいた、石山さん、あやのさん、向井田、木田、谷山さん、町田さん、山本さん、ありがとうございました。特に向井田には、宿での食事の際に話し相手になってくれて、試合前日もリラックスできた。谷山さんには、補給の時に怒鳴ってしまったのが本当に申し訳なかった。また、様々なご支援、ご声援をしてくださったOB,OGの皆様、本当にありがとうございました。