インカレ2017 美麻

インカレが終わって無になってから気づいたら5日も経っていたそうで、忘れたこともたくさん。

◇レース概要
ロードレースのみに4人が出場。
1周目できれいに逃げが決まり、集団の人数は多め。西浦8周dnf。
集団がちょうどこの周回が完了するときにかかったアタックで牧がちぎれる。一緒にちぎれた人と回して完走。
福原は12周目完了時(?)に落車するも完走28位。岡本はずっとメイン集団15位。

◇コース特徴
美麻地区 12.6km×14周=176.4km。もうちょっと短いという噂もある。
コースはいつもの美麻と同じだけど、補給地点がRCSとは違っていて、残り500〜200m。ピットは〜500m。(RCSの方はスタート後)
残り500mあたりは傾斜が緩めなので人気。そこから少しきつくなって、いったん緩んだところは路肩が広いからオススメ。ここからは斜度が一気に上がる。
駐車場からは少し歩かないといけないので、台車があると補給を運びやすくてよい。

◇レース前
ブエルタも練習日誌も見たくない状態のままインカレが始まった。
自分だけ先に現地入りしていて、持っていくものを一緒に準備できないので、持ち物リストを送る。同じものが部室にあるかは先に確認。
別レースがあるからインカレ出ない人のライセンスはおいてきてねって言ったけど、安全ピンはたくさん持ってきてと言わなかったことは反省。aacaはもらえないけど、けいはんなはホビーだからもらえるんです。

前日の監督会議は、トラックでもらったパンフレットを(産大に1ついただいて)持参。途中からこちらにしか載ってない地図で説明が始まったので、結果的にはこれが正解だった。
要項と異なるところを中心に1回生にメモを取ってもらいながら、自分も大事なところはメモ。
その後、コース、補給地点、駐車場を確認。
2年前は雨で駐車場は道路沿いが取り合いになったなぁとか思いつつ行ってみると、すでに何校かテントを張っていたのでうちも張っておいた。今年は男子よりも女子のスタートが早く、出場校も多いので先にとれてよかった。

夕食後にミーティング。
監督会議の内容を話し、補給周回、補給内容を確認。
そして、ゼッケン貼り。1枚につき周囲8本中央1本のインカレ特別9本体制。もっと数があったら13〜15本くらいにはしたかった。ポケットは使えるようにね!

◇レース当日
テントで場所取りをしたとはいえ駐車場の混雑は予想されたので、サポート陣は選手よりも1時間早く出発。7時着(女子7:45、男子10:00スタート)だったけどすでに車はたくさん。12℃寒い。
着いてからは暇なので1回生たちにボトルに大学名を書いてもらう。
わたしはというと、京大のところにいても発狂しそうなので、両サイドの東大、立命にご挨拶。それでもそわそわするので、1人でドーピングの紙を提出しに行ったり、お手洗いと検車の場所と混雑具合を確認したり。朝早いからか寒いけれど並んでいなかった。個ロードのときは寒くて行列だったなぁ〜

女子のスタートを確認した後は補給の場所取り。工大のサポートもする形で選手は4人だけど、補給地点開始、終了地点と路肩の広いところの3ヶ所ゲット!後で移動するときには斜度が一番きついところも人がいっぱいだったから、ほんとに先に行っててよかった。
駐車場に戻った後は検車開始20分ほど前から検車の順番待ちをしてもらう。アップが早く終わりそうな福原の分から順番に〜って思ったけど、自転車の数があったのでとりあえず4人に行ってもらう。案の定岡本はぎりぎりまでアップ。検車は行列できてたけどゆるゆるだったらしい。トラックはすんごい厳しかったのに。
あとは広報用の写真を撮ろうとしたり嫌がられたり。

スタートの場所取りはできないので、早く行きやーと声をかけてスタートまでの時間を伝えるのみ。
スタート前はカオスすぎたけど、全員スタートするのは確認。補給地点へ向かう。
3ヶ所の配置は、前2ヶ所は補給物資たくさん、最後の1ヶ所は失敗用にそれぞれ1本ずつ。真ん中を本部にしてそこにわたしが入った。
前日に聞いた補給内容から、パウダー系+毎回ゼリーの2人とスポドリ系の2人にきれいに分かれたので2ヶ所はその分け方。
補給地点は誰がどこにいて、どの選手の分を持っているかはスタート前にちゃんと言っておいた。(だからできるだけ同じ場所で補給する選手は連続して来てほしくなかったです)

レース中はサポート陣のライングループを作って、毎周回誰がどこにいるか確認。ケータイの電池との格闘が始まる。本当なら、先頭とのタイム差、集団の人数なども全部メモしたかったけどできず。頭と紙に記憶。
補給開始は4周回完了時だけど、それまではここにいますよアピール。一回生には言ったけど、せっかく1ヶ所につき2人いるんだから補給地点を2人同時に離れることはないようにしてください。
熊野で一緒だった藤田くんに間違えて渡しそうになったりしたけど、周回を順調に消化。コーラって言われてないけど、残り40kmきったのでそろそろコーラでは?と思ってコーラ!コーラ!言いながら渡そうとしたら反応ないからそのまま渡したら違うかったらしい。岡本くんごめんね。言われてからにするべきでした。
残り2周からは完走後に備えてお片付け。
ラスト補給が終わった後は急いで撤収、車に戻ってローラー出してもらう人と、ゴール後に待機する人に分かれる。

岡本が1番にゴール、第一声が「1人で大丈夫です」。はい。
最後脚動かなくてぬかれたんかなーとか思いつつ、そんなことより横で瀕死の北野くんの周りに誰もいなかったのでそっちに行って水をかけて影にする。
そうしているうちに福原、牧もゴール。こっちはずっとぺらぺら〜ぺらぺら〜。2年前の記憶だと完走した選手はサポートに引きづられながら駐車場の坂を上がってたから、3人とも元気そうでなにより。
よく考えたらゴール後組に水もってきてねってちゃんと言わなかったなって思いながら2人に水をかけた。
ここからはうるうるしてたこと以外記憶が全くない。
閉会式に先に行かせていただいてありがとうございました。


文章中に書けなかったこと
・コーラの炭酸抜く方法
やっぱりいました。炭酸抜く人。牧ちゃん。
まずペットボトルからボトルに注ぐときに高いところから注ぐ。空きボトルがある場合は、2つを使って高いところから注ぐを繰り返す。
空きボトルがないときは、ちょっとふってふたあけてを繰り返す。

・ボトルにゼリー貼り付ける方法
キャップがあるものはいつも通り、ちょっとキャップをゆるめてはりつける。
メイタンみたいにないやつは、もう特に口をちぎらずに貼り付ければいいらしい。変に先にちぎっても手がべたべたになるとか。まあレース前に話す余裕あれば確認した方がいいかも。
ここでレース前に外回りしてたつけがまわってきて、ゴミが出ないタイプのものは初めてだったので迷う。先に話しておけばよかった。ゼリーを引っ張れば口が開くようにしていたけど別に自分で開けられるそうです。(ちゃんとフィードバックはしました)

くっつける際のテープはめくりやすいように端を折り曲げておいた。あと、マスキングテープだとそもそも引っ張ればちぎれる気もした。
今回はボトルにくっつけてとの指示だったけど、ゼリーだけはやっぱり取りにくいから、寒くて水いらない時はゼリーだけいくつもくっつけて渡すとかもありかなと思った。

・補給に失敗したら
失敗しても落としたボトルは見ない方がいいと思います。見てる間にボトル取りたい選手来るかもしれないからね。それより、次のボトルの準備を。
明らかに自分が渡す選手がしばらく来ないなら、足元に落ちてる場合のみ拾ってもいいかも。
あと、選手にちゃんとボトル渡せたか不安でも、渡した後は後ろを振り向かない方がいいと思います。集団はどんどん次の選手がやってくるから危ないです。


皆さん、お疲れさまでした。


[9/15 追記]
補給地点の場所について
やっぱり一番下の傾斜が緩いところは人気なようで、そこは選手が集まってきて危ないし位置落とすから、左のラインに入りたくないという意見もありました。傾斜きついところでも取れるし、とのこと。でも人によってはそんなことはないとか。
宗教はだいじなので、時間あれば選手と相談するのがいいかも。
個人的には、集団が人数少なくなってくると補給前のアタックで反応してかつ補給をとるならやっぱり坂の下の方がいいような気もした。

あと、補給地点の手前に、選手の欲しいもの聞く人をおいてほしいとの意見もあった。大きい大会は特に、サポートが何人いても足りないな〜