中国サイクルグランプリ 2017

10/8 広島県立中央森林公園周回コース 12.3km×3周回
エキスパート 2位(37人出走)

今回のレースは優勝しか狙っていなかった。最近峠のタイムも伸びはじめたし、先輩方にも優勝しろよと言われていたからだ。ただ目標が高いとプレッシャーで無駄に緊張してしまうのが自分の悪い癖。ホビーレースなのに緊張がものすごかったのでスタート前はギリギリまでアップしてレース3分前にトイレに行ってから並んだ。

計画
ひたすら集団内でぬくぬくして最後のスプリントで勝つ。

1周目
スタート時にわたわたしてしまいほぼ最後尾で下りに入る。さとるや吉岡に何か話しかけながら適当に前の方に移動する。ペースが落ち着いてきたところで横の人がカーブで膨らんできてタックルされる。完全にラインを外れたので全力ブレーキ。後輪を滑らせてしまい落車を覚悟したがなんとか持ちこたえる。後ろの吉岡を巻き込んでしまった。ごめん。その後は危険回避のために4番手くらいまで順位を上げる。三段坂でアタックがかかるがここは見送る。4人が逃げ始める。

2周目
位置取り的にローテーションに加わってしまう。何やってんねんと自分を叱る。先頭交代を要求するも代わってくれず嫌な予感がする。モトがボードで先頭とのタイム差を知らせてくれたが読み取れず周りの人に訊くも答えてくれず。その後もローテーションがうまく回らない。というかオジサン一同が全く牽かない。そろそろ追わないとまずくないですか?と言っても反応はイマイチ。吉岡に訊いてみても知らないという。後で聞いた話だがこの時吉岡は松山に勝つことしか考えてなかったらしい。仲間内で潰しあっててはいかんでしょ。ようやく先頭とのタイム差が25秒と分かり、これ以上の秒差はつけさせないペースで集団を牽く。3周目の三段坂あたりで捕まえられればいいかなーとか思いつつ。なんかここから大半自分が先頭を牽いてた気がする… たまに後ろを見るとまだ人がうじゃうじゃ居て幻滅。

3周目
S/Fラインあたりで松山がアタック。協調して前を捕まえるつもりだったのでフザケンナと思いつつしっかり吸収する。ただこれは自分の考えを伝えてなかったのがいけなかった。下りでヘビを轢く。ごめんなさい。その後もローテーションは全く回らない。自分、松山、吉岡でほとんど回した。後ろに「回して!」と叫ぶも暖簾に腕押し状態。もうあきらめる。ペースアップをして逃げを捕まえにかかる。計画通り三段坂手前で吸収。ただアタックが再び発生するのを避けるためにゴールギリギリまで逃がしておくべきだったかもしれない。経験不足。三段坂をクリアすると若モンはお役御免とばかりにオジサンたちが一気にペースアップする。こんだけ牽いといて最後負けたらシャレにならんと気合を入れ直してついていく。最終コーナーを曲がりスプリントになり1人抜け出す。全力で追うがインナートップに入っていてそれ以上踏めず差しきれず。

逃げとのタイム差を気にして走ったり、他の選手とコミュニケーションを図ってみたりと新しいことが色々経験できたレースだった。最終スプリントに備えてフロントギアをアウターのままにしていなかったのは痛恨のミス。なるべく余力を残す走りをしていたが余力を残しすぎたようで出し切ることができなかった。猛省。反省点は挙げだすときりが無くなるがやっぱり表彰台に立てたのはとても嬉しい。次は一番高いところに立てるように練習していきたい。今回先頭を牽く時間が長かったが、全体練の小浜の高速ローテの方がはるかにしんどかった。練習のおかげでそういうことが出来たのだと思う。

最後になりましたが長時間運転してくださった先輩方、サポートしてくださった山田さん、町田さん、本当にありがとうございました。