書きたいことが多すぎる

 人間、生きていればたくさんの出会いや考えることが出てくるもので、そういうのを逐一ここに書きたくなってしまう。そうすると練習日誌という本来の趣旨からどんどん外れてしまうので、好き勝手かくことのできる、何かしら自分のメディアをもちたいと思う今日このごろ。

3(日)30km、1.2h、TSS68、三本でEPD15分を2回。

<練習内容>
 三本ローラーでEPD15分を2回行った。具体的には10秒スプリント→20秒レスト→10秒スプリント→20秒レスト→10秒スプリント→14分SST」というものを行った。

<データ>
EPD①: 15:03 Ave.302W 158bpm 95rpm
EPD②: 15:04 Ave.301W 162bpm 91rpm
 ほぼ完全に同じペースにもかかわらず、2回目の方が心拍が高い。ケイデンスが若干異なるが、心拍が上がった原因はケイデンスではなく、単純に2回目だからだろうな。

<雑感>
 逃げをうつためにアタックを繰り返した後、SSTで回復しながら逃げる、という展開をイメージ。今のままでは、採れる戦略が「耐えて耐えて、最後アタック」という、自分でレースを作ろうという美学に欠けた消極的なものしか無い。まあ美学はともかく、採れる戦力の幅は広いほうが良い。コツコツやっていこう。

 今日はケイデンスを高めに保つこと意識した。最近知った論文で、ケイデンス90〜105rpmではtypeⅠ(いわゆる遅筋)の筋肉を主に動員するのに対し、それ以下のケイデンスではtypeⅡ(いわゆる速筋)の動員が増え、結果脚を残すことに貢献するらしいということを知った。

 ケイデンス高めの方が良いよって話は当然今までにも聞いたことはあったのだが、あまり信じてなくて、ガンガン高トルクで走っていた。というのも、そういう話をする人に、「なんで高ケイデンスのほうが良いの?」って聞いても納得出来る話が返ってきたことが無くて、とても信じる気になれなかったためだ。「そりゃあ高ケイデンスのほうがいいに決まってるだろ?ランスもやっとったんやで?」みたいな。こんな論を展開されたらいやいや全然わかんねえよボケって言いたくもなる。それで、今までずっと自分のスキなケイデンス(70~80rpmくらい)で走っていたわけだ。なんにせよ、筋の通っていそうな話を聞けて納得できたので、しばらく高ケイデンス理論に従ってみようと思う。