UCI Asia Tour 2.2 Tour de 熊野 3rd stage

6/3 3rd stage 太地半島周回コース 9.8km+10.5km×9周=104.3km
DNF (3.5周 36人完走/75人出走)

ついに来た最終ステージ。西学選抜チームがこのステージまで残ったのは今年が初めて。自分もまさか今日のステージを走れるとは思っていなかった。前日のコース下見で今日はハードなコースだとわかっていたのに加え、昨日の地獄のようなドンパチが今日もあるかと思うとまさに憂鬱オブザイヤー。気になるコースはというと修善寺のアップダウンをより強烈にしてさらに数多のコーナーを組み込んだ、言うなれば山岳クリテリウム。3周目の最初の上りにKOMが設定されているので開始20kmはハイペース必至。とりあえず20km耐えることを目標にスタート。
リアルスタート直後から激しい位置取り争いが起こる。集団中ほどにポジショニング。最初のKOMの上りでえげつないペースアップ。ここで逃げを決めにかかるので当然なのだが。ここで遅れる選手多数。チームメイトも遅れたよう。なんとかポジションを下げるのを最小限にとどめてクリア。そこからは道が狭くコーナーが連続する登り基調の平地なので一列棒状。アップダウンからのコーナー後の上りインターバルも何とかついていく。1周目は集団内でクリア。2周目のKOMをギリギリ耐えるも集団ほぼ最後尾。もう脚がいっぱいいっぱい。15km地点のテクニカルダウンヒルからの上り返しで前のタイナショナルチームが急に諦めて左に斜行。左後ろに付いていた自分は完全に進路を塞がれて一瞬遅れる。全力で追走するも集団は飛んで行ってしまった。あとは個人TT。選抜チームとして恥ずかしい走りは出来ないので全力で走るも35km地点、ちょうど集団から千切れた場所の関門で降ろされる。Tour de 熊野が終わった。
最初の1周は過去最高にペースが速かったらしい。プロのレースなのに完走者が半分いないことからもハードなレースだったことがわかる。1.5周ついていけたことをプラスに捉えようと思う。脚が攣るまで出し切ったし悔いはない。ステージ優勝はマトリックスの佐野さん。中継映像で見てたけどずっとゴリゴリしてた。4日終えてのU23リーダージャージは愛三の野本さん。そう、明治大の野本空選手。あの人とインカレで戦うんか…

[総括]
人生初のUCIレース。普段走っている学連レースとは何もかも違った。プロにキレられたのもいい経験になった。この4日間で集団内での動き方やレース勘が大いに成長したと思う。また、インカレに向けて補給での課題も見つかった。二回生でこのレースに出れたことは本当に貴重な経験となった。サポートの有難さも強く感じた。あやのさんの完璧なマネジメントのおかげでレースだけに集中できた。大産のメカニック吉田さんには毎日自転車をいい状態に保っていただいた。その他サポートしてくださった方々、本当にありがとうございました。
また出場したい。次は完走を目指して。


[results] http://www.nspk.net/tdk/2018/C06_Stage3.pdf