2018全日本選手権U23

156㎞ 10/11 DNF

出発当日まで出るか悩んだ大会。果たしてこのレースに出る意味はあるのか。春先は全日本も頑張るつもりでいたので、エントリとかしていたからとりあえず出るかという気持ちで出てしまう。ただ個ロードの後、2週間は練習していない。個ロード前の2週間も廃人化&調整で練習していないので、1か月近く乗っていないわけだ…。という訳で、なけなしのCTLをさらに下げて一応の調整をして臨む。
会場は島根県益田市。3年前のRCSで一度走ったことがあって、上り下り・平坦がバランスよく配置されていた記憶だったけれど、前日の試走で思ってたよりも登りが多いということが分かり記憶を修正する必要があった。登りも最初の3分強の登りは道幅が広く力がそのまま反映され、牛舎劇坂は道幅が狭い下りから続くので走り方も反映されるなーという印象。それを11周。
レース前は2~30分アップしますと言っておきながら、そんなするつもりはなく、検車とかでうろちょろしてから1分位の登りを350Wぐらいで一回登って心拍を165bpmまで上げて終了。心拍の上がり具合は良いから、弱いなりにも調子は悪くないのだろう。
スタート後はそんなにペースが上がるわけではなく大集団。3周目?に、時差スタートのジュニアで落車があり、コース前半がニュートラル走行。その後に逃げ形成。8人だったか。武山選手が入っていたらしいけれど、他の実力者多数が集団で落ち着いて走っていたのでそのまま集団で走る。それでペースが落ちるが、さすが全日本選手権でそんなに差を広げたくないのは全員一致で、要所要所で強すぎ勢がペースを上げるためにアタックするのでサイクリングにはならず。1分半〜3分を推移。それとコース後半の平坦は人数多いしスピードは速いしで、なんのことはないカーブでいちいちインターバルがかかって地味にくる。地脚が全くない自分はどんどん削られる。レースが始まってないのに、2.5時間ぐらい走ってハムが攣る前兆。個ロードからすごく体が攣りやすくなっていて、今回は試合前からミネラルとかとって、試合中も普段全くしないダンシングを多用・引き足意識をして対策していたのだが、おそらく弱過ぎる身体が負荷に耐えきれないだけのようで本日も厳しい。ということを早めに気付いたので、さらに色々してなんとかやり過ごす。
ペースが速くないのでそれで人数は減らないかわりに、落車がちょろちょろ起きて、それで半分ぐらいにはなっていたか。レーススタートしたのは7周目。ガツンとアタックがかかるわけではないが、ホームの登りでじりじりとペースが上がる。のだけど、この次の周からペースが上がると思っていた私はこの周で補給を取りに行ってしまう。(ついでにこの日は雨&低温予報だったのに、晴れて&地味暑でいつもどおり半端ない汗で補給の計画が狂ってた。)しかもこの補給で一回目ミスってしまい、補給レーンを延々走らなければならないことに。これが今日一の失敗。ボトル貰った時点で前はかなり先行していて、ペース上がってる。これは終わる奴かもと思いつつ、そこからさらにアタックが掛からなかったのが幸いでペースで踏んでつながる。(3m33s 328W NP345W)。その後もこの周はペースが落ちることはなく、てか強い人がふるいをかけに行くので、上り上りの頂上毎に「これが最後だ」パワーを使ってギリ生き残る。(7周目210W、NP268W)。8周目は、強い勢は牽制気味でホームの登りは遅くて死なずに済む。牽制といいつつ、私は7周目のダメージがデカすぎて回復せず、そのしんどさが全くなくならない。そうこうするうちに逃げに追い付いて、さらにペースが落ちないシチュエーション。下り平坦区間でドンパチやりまくりやがる。アタック→ブリッジ→前が多くなり始める→後ろ追走→合体→アタック→…。平地なのにしんどすぎ!なんで平地で後ろついててしんどいねん。とはいってもここは自分もローテ回すよ!(8周目223W,NP263W)。で限界が来る。ホームに戻ってきて、登り始めようとするが、全身の力が全く入らなくなり千切れる。生理的な拒否反応。この登りは集団も牽制していたのでついて行きたかった。って言ってもどうにもならなかった。
9周目はひたすら一人でTT。ひたすら苦痛と戦う。ひたすらTT。下りは微塵も踏めずクラウチング。沿道のおっさんから、「後ろに集団いるから、そっちで・・・」とか言われるが、そんなんで行けるわけないやろ、ぼ*っ!と思ってひたすら1人。頑張るがパワーは全然出ず、最後尾のバイクにつかれる。10周目に突入して前との差は3〜4分らしい。ここも一人で頑張る。と、牛舎劇坂で牧をとらえる。このまま、二人で走り切って完走とか醜態すぎるなと思いつつ、二人で回して進むも最終周に入ることは許してもらえず10周DNF。

単純に力不足。個ロードの時も言ったけれど。集団で走ってたから、7周目の時点でほぼさら脚な感じでレースをスタートする力は必要。個ロードも全日本も、そんなにペースが上がってない中、2.5~3時間のあたりで既に脚がピキピキなり始めてた。全体のパワー的には去年のインカレとあまり変わらないのに。あと、補給はもっと食べたほうが良いかな。食べても気持ち悪くなるだけで、吸収できてない感じだったので、あまり飲んだり食べたりしなかったけれど、もっと摂ったほうが良さげ。
練習してないのにここまで走れたことには驚きも隠せないが、貯金箱の隅に小銭がちょっと残っていたのだろう。これで完全に使い切ったはず。