とうとう練習日誌まで書き始めた 6月2日 全日本学生選手権 個人ロードTT普及の部

昇格したら僕も練習日誌を書こうと思っていました。
最近書く人が少なくなってきた気がして少し残念に感じていたので肥やしにでもなれば幸いです。

個人TT 普及の部 1位 ave.42.05km/h
パワー不明
2位、3位とはおよそ7秒差。

検車直後に借りてきたリアのc75がパンクし、非常に萎えた。決戦用のタイヤだったのに。念の為に持ってきたマイ決戦、アタッキ45mmを使うが、ついてるタイヤが若干しょぼめな上、こっちのパワータップが丁度電池切れ。自走で向かってる最中は生きてたのに。
元よりパワーは走っている最中は見ずに平均時速と経過時間だけ見るつもりだったので、走りには直接関係なかったが、後からどの程度のワットが出ていたのか分からないのが少しモヤッとするぐらいか。まあパワーが目的化したら元も子もないけど。

最後から4番目か5番目ぐらいのスタート。
TTを走るにあたって、ピークスコーチンググループJAPANにあった中田コーチの記事を非常に読み込んだ。プロでさえ最初の数分間は様子見で入るみたいなのもどっかで見たので、ペーシングは今津で練習の時から意識していた。
初めは抑えめで入り、目標とする平均時速42kmに乗せるために42.6km/hぐらいに落ち着くまではじわじわと踏んだ。だいたい6分経過ぐらいで安定した気がした。
8分か9分経過で30秒後方でスタートした明治の子に抜かれたが、昨日昇格していたのは知っていたし、ディスクホイールにTTバイクとフル装備だったのでマイペースを貫く。むしろ後々の目標物となり非常に助かった。
中盤はひたすら限界を超えないように淡々と踏み、頭をできるだけ下げ、ポジションを維持しながら残り3,4kmに差し掛かるまでペースを保つだけだった。練習していたのでなかなか良いペース配分ができたと思う。
復路は微風が吹いていたため若干速度が落ち、行きで稼いだプラス0.6kmの貯金を切り崩しながら残り4kmぐらいまでは行く。この時明治の子がいい感じの目標物となった。
ラスト4キロ辺りからケイデンスを少し上げはじめ、ラスト1kmぐらいからスパートをかけた。自分としては練習通りの走りという感じだった。
結果は僅差ではあったが1位を取ることができ、個人的には最高の形で昇格出来たとは思う。しかし、あまり1位だったという自覚はないし、昇格するまでにえらい時間はかかってしまった。それにそもそもクラス3で1位だったってだけの話ではある。
TTは性格的には向いてるし、結構好きだということに気づいたが、こういう完全フラットなTTは、自分には体格的、物理的に厳しいものがありそう。残念。

サポートしてくれた山田ちゃん、食パンを分けてくれた福原、あとはGIROのヘルメット貸してくれてありがとう。あのヘルメットじゃなかったらほぼ確実に1位ではなかったと思う。京大のみんなには本当に感謝。