ツールド北海道 Stage3

パワーメーターが回復しなかったのでデータはなし。

ここまで最後尾で完走ばかりだったので、最終日ぐらいはメイングループでちゃんと走りたい。

前日のミーティングでは総合に関係のない選手が狙ってアタックをするか、関係のある選手が行けばNIPPOが潰し、どちらにしても前半からペースは上がるだろうという予想。特に25㎞∼40㎞地点に小高い丘が二つあり、厳しくなりそう。その後はじりじり上り続け、120㎞地点の北見峠(2級)を超えてからはゴールまで60㎞の下り基調。

個人的には昨日のステージは比較的休むことができたので、今日はかなり調子が良いのではないかと思って朝起きたが、レースが始まって直後からも上げ下げに対応できて良い感じ。息も上がらない。疲労があって脚も痛いが、動き的には3日間の中で一番良い。福原が逃げに乗れるなら乗るということなので、自分もタイミングさえあればという気持ちで、先頭が見える位置で走るがどれも決定的でなさそう。そして、思っていたよりもペースが速くない。

とは言っても、最初の丘はペースがカチ上がる。ここもいい感じで踏めて後ろまで下がらずに上りをこなせた。やはり今日はイケる日だと確認。
その後はNIPPOがコントロールして、登り口の110㎞付近まで速くないペースで進むのだが、徐々に雲行きが怪しくなってくる。ここまでの疲労と、おそらく気温が30度を超えていたせいで、なんてことないペースで辛くなってくる。

昨日の失敗から上りに集団後方で突入するとダメだと分かったので、前に行こうとする。が、昨日よりも5列ぐらい前に行けただけで、まだまだ後ろのまま上りが始まる。上りと言ってもかなりの緩斜面で集団の後ろだと比較的楽に上ることができる。逆に千切れたら即終了の上りでもある。上る前からヤバいと感じていたが、かなりついていくのが厳しい。昨日、限界近くまで追い込めたので、あれに比べれば多少のペースにはついていけると思っていたが、想像以上に身体が限界のよう。パワーは分からないがテンポぐらいしか出てなかったかもしれない。早々にドロップしそうになるが、まだ誰も千切れていなかったのでなんとか粘る。プロが何人か落ちていくのを見てから岡本選手がいたので付く。向井田の集団はもうひとつ前で見えるが、追ってもその後バックファイヤーしそう。4人ぐらいでKOM通過。その後の下り始めがしんどすぎた。頑張っても前は離れるばかりですぐに見えなくなり、なんとかJプロメンバーに引いてもらうのについていく。人数が少ないのでローテに参加せざるを得なかったが明らかに自分がペースを落としている。その後何人かが合流して、7人でゴールを目指す。

あとは地獄の60㎞。腰が爆発寸前。結局最後尾集団で終わってしまった。これは無念。