中国サイクルグランプリ

結果15位。

ケガで練習ができていなかったこともあり、しまなみに向けての調整レースと割り切って臨んだ。
とはいえここ2週間で乗った距離は70km。しかも合同練での70km。
春先に足を痛めた時は絶対に無理してはいけないということを学んだため、あたかも普通の大学生であるかのように暮らしてきた。

レースの前々日にローラーでもがいたため、体にスイッチは入ったが、調子を上げる余裕はなかった。
というわけで自分がどこまでいけるか全く未知数だったが、とりあえず強度の高いもがきと集団走行の練習、下りのコーナリング強化をテーマに出走した。

[展開]
下りが危ないのは分かっていたのでスタート直後に前に出ようとしたが、思ったより後ろでコーナーに突入してしまった。
特に中切れもなく三段坂までたどりついたので、先頭が見える位置まで上がって様子見。
1周目なのでそれほど速くはなかったが、足がさびさびで動きはイマイチ。
それ以降も断続的にアタックがかかっていたが、静観。一度小嶋さんと飛び出したり、飛び出すのをためらったり、一人宙ぶらりんになったりしながら粛々と周回を消化。
登りは4周目から激しさを増し、なかなかしんどかったがなんとか耐えた。
5周目の登りも最初からペースが速かったが、三段坂の二段目でペースが落ち着いたので、一人空気を読まずにアタック。
一瞬差が開いたが、もちろん足は残っていないので三段目までに吸収され、三段目のペースアップで千切れた。
そのまま一人旅でゴール。トップから2分弱の遅れ。

[感想]
結果は全然イケてないが、練習としては適度に強度が上がり非常に良かった。
後ろでおとなしくしているだけでは負荷がかからないと思い、少しは前に出たり飛び出したりできたが、集団完走は最低ライン。そこは反省しなければならない。
が、最も大事なのは頭が悪いことと判断力がないこと。
抜け出せるチャンスは何度も逃したし、一人ペースアップして泳がされていたこともあった。
どうするのか分からないままフラフラ走るのではなく、態度をきっちり決めなければならない。今の段階では選択肢すら頭にない。かなり危機的状況だと思う。
下りも恐ろしく下手だ。普段からラインを決めてその上を走るよう心掛けたい。
反省すべき点は大いにあるが、間違いなくこの一日で調子が上がり強くなった。
心配していたケガもほぼ完治したようで、今週から本格的に練習を開始できると思う。
十分休養はとったので、しっかりと強度を上げ、しまなみにピークを合わせられるよう頑張りたい。