オワタ

やっぱり腫瘍ができてました。レントゲンで確認するとその部分だけ骨の薄さが周りの三分の一程度に。折れる直前だった。我が骨折センサーは意外と優秀だったようだ。

腫瘍は大別すると二種類ある。良性腫瘍と悪性腫瘍、いわゆるガンである。高校の時も腫瘍ができていたので、もしその時のそれがガンだとしたら、とっくの昔に病床に伏しているところだろうから、おそらく高校の時のは良性。ほぼ同じ場所にできているから、それが再発しただけか、というのが私の素人判断である。科学的根拠はない。とりあえず検査してみないと何も言えない。来週の火曜日に京大病院で腫瘍の権威に見てもらえるそうだ。ここでの検査を経て、正確な病名がわかる。たぶん高校の時にやった骨嚢腫であろう。

今パッと調べたところによると、腫瘍の治療はいくつか方法がある。
1、骨にドリルで穴をあける
2、骨をパカっとあけて腫瘍をかきだし、基質を埋める
3、ボルトを埋め込む
・・・どれもこれもロクでもなさそうだ。
とにかく骨に刺激を与えることで活性化させるというのが基本方針らしい。

腫瘍でなく骨嚢腫であればもう少し簡単に治る。
嚢腫というのは水風船をイメージしてもらえたらわかりやすい。
骨の中にできた水風船に小さな穴をあけ水をぬく。
そしてそのあとステロイドをぶち込んで中身を埋める。
こちらは皮膚に銅線を通すだけで済み、手術は必要ない。たぶん。

良性にしろ悪性にしろ、骨がうすうすなのは事実である。次こけたら一発で折れる。だから自転車の練習は禁止。上半身の筋トレなんてしてる場合ではなかったのだ。鍛えた筋肉はすべて尿素として排出されることだろう。まあ筋トレで違和感を覚えなかったら病院に行くことはなかっただろうし、まったくの無駄ではなかったのは確かだ。

実走は当面禁止。ローラーくらいはいいらしい。脚じゃなくてホントに良かった。今後の練習方針でいろいろ頭を悩ませていたが、パワトレ一択になってしまった。思考が止まって楽になったといえば楽にはなった。バイトも続けられなくなった。破産の危機である。保険がきかんかったらマジ破産する。

長々と書いたがとりあえずあと1か月は実走できません。レースも出ません。
ついでに重いものも持てません。しばらく皆さんにご迷惑をおかけします。
練習頑張ってください。私はメンタルが心配です。