骨嚢腫いろいろ

5 固定90分 304w50分
イライラを全てローラーにぶつけた


検査でわかったこと
やっぱり骨嚢腫という病気。骨のなかに水がたまっていて、それが骨を削っていくらしい。水を抜いたら治る。私の取れる作戦は以下の4つ。大学で手術するなら3月14日まで待つことになる。

1骨折のリスク覚悟で乗り続ける。

2手術して骨にマカロニ状の人工骨のバイパスを埋めて、空洞が自然と消えるのを待つ
・原理:マカロニの穴から水を骨の外に出して水がたまらないようにする。
・手術の中では体に対する負担は最も少ない。
・治るまでに6か月〜1年。
・手術後一週間もあればローラーに復帰できる。

3水の溜まっていた空洞に人工骨を埋める
・人工骨と自家骨(自分の骨のこと)が一体化するまで待つ。
・人によるが3か月から6か月で元の強度まで戻る。
・手術後一週間もすればローラーに復帰できる。

4骨盤の骨を削る。それを3と同じ要領で埋め込む。
・自家骨同士のため再生が早い。2〜3か月で治る。
・切る個所も増えるし、骨も削るし、体にかかる負担は大きい。
・ケツ周辺を切るから自転車に1か月くらいは乗れないらしい。


予想以上に時間がかかりそうだった。
どの選択肢を取るべきかと考えたが、私は3の人工骨作戦でいこうと思う。

我々は事故のリスクとは常に隣り合わせであり、普段はそのリスクに目をつぶって走っているにすぎない。そういう意味ではまあ1も選択肢としてないわけではない。しかし以前骨折した時は本当にあっさり骨折してしまい、落車云々にかかわらず折れてしまいそうなほど弱くなっているようだった。正直怖くてレースには出たくない。そういう不安を抱えながらレースに出て思いっきり走れるほど図太い神経を持ち合わせてはいない。

で、どんな手術をするかと考えて、1か月も練習できない4はないだろうと思った。1か月はさすがに長すぎる。すぐ直るのは魅力的だが、実走を急ぐあまり弱くなっては仕方がないだろう。次に2と3を比べたが、インカレには間に合うであろう3のほうがよいかと思って3の方向で話を進めることにした。

最短で治ってもチームTTは間に合わないというオチ。たぶんゴリ押しで出るけど。
健康に勝る才能はありませんね。切実にそう思います。