もうマヂ無理

13 183キロ(バイト含)
京見(2)、笠トン、北桑田(2)、神楽坂(1)、九鬼ヶ坂(2)、堀越峠(3)、水坂峠(2)でもがく
堀越峠のあとの平地、朽木は淡々と速いペース
京見は10分45秒、334W すなわちゴミ

 調子はさらに悪くなっていた。京見のタイムからも明らかだ。とはいえ、前日に柴田にボロクソに負けたのが悔しかったので、どこかで圧倒的な差をつけて勝ちたい。だが一人の力ではどう考えても勝てない。駒が必要不可欠。しかし京見のように俺以外の全員が瞬殺される峠ではだめだ。ある程度斜度が緩い方がいいだろう。というわけで決戦の地は緩い坂、すなわち堀越峠に決定。

 序盤から、卑怯な手段を連発した。柴田が前に出られない位置にいるときに一回生にアタックさせ、ある程度差がついたところで柴田に追わせた。追いついたとたんにアタックして逃げさせた。そのほかにもいろいろやりました。勝つためには仕方がない。しかし、こんだけやっといて千切れぬ。化け物か。この時点で負けみたいなもんだが、登りスプリントの場面。柴田・須々田・松清の順で突入。行ける!と思ってアタック。しかし疲れのせいか予想を遥かに下回るゴミのようなスプリントをかまし、勝つどころか3着でゴールした。死にたい。

 そのほかの峠も当然勝ちに行ったが、全て、パワーでねじ伏せられた。悔しい。彼とイーブンくらいの力があればインカレ完走圏内くらいだろうが、ぜんぜん敵わなかった。
 これからどんな選択をとれば、そこまで行けるのか、全力で考えよう。どうも最近は後ろ向きになりがちだが、前向きにがんばろう。ヘコんでもしゃーない。この三日間で限界までもがけたことはきっとプラスに働くだろう。あと二週間、頭が千切れるまで考えて、全力で休んで、全力で練習します。