けいはんな

 インカレ以降2週間くらい京都におられず、練習はできそうもない日程だった。しかし、ただレースを楽しむってのも悪くないだろうと思ってエントリーしました。結局本当に練習しなかったため、正真正銘二週間で1ミリも練習していない状態での出走となってしまった。

 スタート前、というか朝起きた瞬間から疲労感。二週間くらい動きっぱなしで、乗り物疲れや歩き疲れといった、自転車とはまた異質な疲れが・・・。練習してないし疲れてるしでもう完走はないだろうと思っていたが、わざわざDNSすることもなかろうと思って出走することにした。


展開
 久しぶりに乗ったということもあり、最初はめちゃめちゃ怖くて、チビりながら走った。後ろの方でウロウロ。当然しんどい。でも集団自体は遅い。登りをごまかしながら走ったら普通についていけた。だんだん慣れてきてちょっとずつ前に行ってみたりする。
 残り5周を切って、柴田をはじめとする若い衆が積極的に飛び出すも全然決まらぬ。なんか完走はできそうだし動いてみたくなったのでそろそろ動いてみようかしらと前から二列目くらいに潜む。3周を切ったところでまた柴田が動く。えいやっと飛び出して乗ってみた。ほとんど前を引けない。もともとクリテみたいなレースは苦手なのでこんなもんか。思えば三回生の時も、その時は奥村さんだったが、同じことをやらかしていた気がする。なんやかんや5位くらいで残り2周を迎える。しかし登ってるところで、当然ながらアタックがかかってついていけず、全然ダメな位置でラスト一周に突入。コーナーでの加減速についていけずここでちぎれる。
 するとちぎれた10秒後、前の方で集団落車が発生。なんとも神がかったタイミングで千切れたものだ。歩道に乗り上げてなんなく回避できた。しかし前の方の連中はとっくの昔に行ってしまっていて、そんなに順位も上がらず、結局16位/29名でゴールした。

反省
 とりあえず一番の発見は、何のプレッシャーもないレースは楽しいということだった。肩の力を抜くとレースとはなんと楽しいことか!
 コーナーでの踏み出しが遅いと吉浦さんから指摘された。加えて、コーナーに突っ込むときの車間が詰まりすぎているようです。次のクリテではそこを意識して取り組んでみます。練習に関しては・・・まあもう引退の身なので、ぼちぼちやっていきます。