白馬のレースレポートです。

一日目
落車dnf
二日目
勝てず

悔しい結果となった。

初日
前回書いた通りフィジカルは大変充実していた。長距離の移動の後少し血行が悪くなっていたがストレッチとアップで持ち直した。事前にD志社のT嶋とW邊と逃げの算段をして出走。ポイントレースなのではじめからペースが上がるかと予想していたがぬるいペースで展開していた。位置取りが下手なせいで15番手くらいだったが余裕があった。四周目のポイント周回にはいった直後にペースがちょこっと上がるがすぐにおさまった。なんだか集団からやる気を感じない。若干下っている直線のなか、これは絶好のアタックチャンスと踏んで仕掛けた。なんか前のほうの選手が余裕がなさそうだったので「行くぞー」と叫んで右から抜きにかかる。この時T嶋は約束通り後ろにいたらしい。良いやつ。先頭の選手に並び、さらに抜きにかかったタイミングでなぜか右に寄ってきた。左にはじこうと耐えるが、努力の甲斐なく落車。すぐに立ち上がり復帰しようとするも自転車が再起不能になっていた。
アタックのタイミングは完璧だった。運がなかったとしか言いようがない。救護所の人と同志社の皆さんにはお世話になりました。ありがとうございました。

二日目
ひざと腕に打撲、擦過傷を負っていたが痛みはなく、普通に走れる状態だった(と本気で思い込んでいた)。松清先輩から自転車を借りることができたので出走できた。しっかりアップをして出走。この日のレースは前日と違ってはじめから速いペースだったはじめの周から中切れが起こり、巻き込まれたので埋めようとしたところで前方で集団落車が起こった。まじかよ。ここで集団は完全に散り散りになった。頑張って引いてくれる人がたくさんいたので後ろについて温存しつつ自分でも少し動きつつラスト四周回目で先頭にジョインできた。みなさんだいぶ消耗している。チャンスか。しかし自分の脚が突然いうことを聞かなくなった。コーナーの立ち上がりで踏めなくなり、追いついたと思ったらすぐにちぎれて完走。勝負すらできなかった。

位置取りはあまりうまくないので中切れに巻き込まれてしまった点や反復回数の限界の低さ(腫れてるのに全く気付いていませんでしたが、膝を痛めていたから限界までいかなかったのかも知れません)は課題として残りました。コーナーはむしろうまかったようで、あまり踏まずについて行けたし、中切れもコーナーで埋めたりできて非常に良かったです。

後悔はありません。三か月間しっかり準備し、できることはやりました。レース中も頭を使って自分から動けるようになりました。今はとりあえず病院いってけがを治して、自転車を買います。上半身の筋トレをします。治ったらすぐに練習したいです。

今回のレースはMET シンセシスがしっかり頭部を保護してくれました。時速50?オーバーでの落車の際にもおかげ様で擦り傷と打撲だけで済みました。自転車が粉々になるようなクラッシュでも、ちゃんとした機材で身を守れば体の被害は最小で済みます。

今回二日間で入賞や完走ができた一回生、おめでとう。完走できなかった一回生は何がいけなかったかよく考えて、先輩にその点を相談して次に繋げてください。遠征中に注意したこともよく考えてください。これから夏休みですが無茶はしないように練習頑張ってください。

わざわざ白馬までレースを観に来てくださったOBの溝口先輩と福島先輩、松清先輩どうもありがとうございました。レース中に応援してくださったみなさんありがとうございました。激励のおかげで踏ん張ることができて、後悔のない走りができました。