西日本チャレンジロードレースエリート

日時 2016/3/13
場所 広島森林公園
距離 12.3km×5周=61.5km
結果 68位
http://www.hiroshima-cf.org/resources/2016west_A_ris.pdf

<レース前>
 早い段階からこのレースに照準を定めて練習を積んできたつもりではあったが、あせりすぎたのか、回復しきらないまま中途半端な強度、距離での練習が多くなった気がする。特に千弥土入れ明け回復に徹しなかったこと、二月最後に不調を押して結構無理やりもがいて、レース前の二週間ほとんど強度を上げきれなかったことなど。しかしその一方で最後の二週間は割り切って休んで、かなり良い状態でレースを迎えられた。ダイエットもまあまあ成功して、筋肉の割合をかなり増やせた。

<スタートリスト>
 マトリックスやらシマノレーシングやら、ちょっと意味がわからないメンツが集まっていた。土井選手マトリックスなんですね…。正直いやこんなん無理やろと思ってしまった。

<レースの内容>
1周目 18分40秒、Ave. 167bpm
 131名の選手がコースにおり、スタート直後から混乱をきたしていた。落車やら中切れやら前が詰まったり急に集団が伸びたり。カオス。この周が一番辛かった。辛かったので前行こうと頑張ったが、技術不足で無理だった。集団の穴見たいなスペースを全然見つけられない。
 三段坂を越えたあたりで、極端に登れない人や極端に下りの下手な人はあらかた淘汰されていたため、この辺からだいぶ走りやすくはなった。しかし、すでにムダ脚を使いまくっており、集団最後尾でひいこら言ってるのが精一杯であった。

2周目 19分30秒 Ave. 164bpm
 2周目は集団が減ったこともありだいぶ走りやすかった。集団の先頭にマトリックスシマノの精鋭たちが陣取りペースを作っていたため終始安定したペースで進む。普段の草レースのように、わけわからんタイミングでわけわからんスピードアップすることはなかった。さすがにサイクリングペースとは行かないけれども、普通についていけるペース。何事もなく終える。

3周目 19分38秒 Ave. 165bpm
 2周目と同じような落ち着いたペースで進む。が、一本目の登りで脚に違和感。一瞬攣りオーラが出た。とりあえず水を飲む。三段坂でついにペースアップが起こる。結構いけるな!と思いながら調子よく登っていたところで、ぴきっと左脚が攣ってしまった。とりあえず無視して踏んでみようと思ったけれど、脚がどうしても下がらない。ここまで調子良く踏めてた気がするのに、突然一ミリも踏めなくなってしまい、もたもたしているうちに集団は下っていく。何とか下りで追いつこうと必死にもがこうとしたけれど、脚が全く動かず重力に従うほかなかった。降りきったところで復活したが、手遅れだった。

4周目 22分38秒 Ave. 156bpm
 独走。三段坂の後の下りでグルペットに入る。

5周目 21分20秒 Ave. 158bpm
 特に書くこともなし。走っただけ。

<良かったところ>
 メンツがメンツで一瞬で終わるだろうなと思っていたが案外そうでもなかった。以外と登れるなあという印象。調整は割合うまくいったんじゃないか。また、キナ臭さを感じるセンサーはなかなか優秀だった気がする。コイツの後ろはやばいとか、アタックがかかりそうな雰囲気は分かった。また、ダイエットがうまくいったこと、2週間前から疲労を抜き始めるなど、体のコントロールは(直前二週間だけみると)うまく行った。また、集団での下りの感覚を後半つかめた。目の前を走る人間だけを見ると怖いが、視界に入る人間の動きすべてを見る感覚で走ると怖くない。視界に入っているだけではだめで、周りの動きすべてを認識するというか捉えるというか...。視界に入るすべての人間の動きを把握できれば、あとは勝手に体が曲がってくれる感覚だった。

<改善点>
 キナ臭さがわかってもそれに対応できる技術がなかった。また降りはまだ全然うまくないと思った。レース出てこの辺の技術を磨いていく必要がある。結局下手だからムダ脚をつかうんだよね…。
 もうひとつ脚が攣ったことについて、水分補給のチョイスが悪かったかなと思った。何となく普段飲んでる水を選んでしまった。ポカリとかにしておけば、もっと頻繁に飲んでおけば、多少は延命できた気がする。そもそも弱いのがさらにイケてない。どうやったら攣りにくくなるんでしょう。。。