結局のところ計画が一番楽しい

6(月)50km、2.9h、TSS90、山中ほか
7(火)0km オフ
8(水)33km、1.4h、TSS100、山中表裏表。
9(木)42km、2.2h、TSS60 流し
10(金)15km、1.0h、TSS30、流し
11(土)42km、2.2h、TSS60 流し
12(日)0km オフ

距離 182km
時間 9.7h
TSS 340

<雑感>
 4ヶ月で達成しなければならない重要な仕事が舞い込んできて、しばらく乗り込めなさそうである。状況が大きく変わってしまった。このまま漫然とやってしまうと絶対に結果がでないだろうから、疲労も溜まっていることだし一度歩を休め、今後について考えていた。

  • この半年疲労回復の速度が遅くなっていることについて

 学部生の頃(すなわち18~21歳の頃)と比べると、同じ練習をこなしても回復に違いが見られる。例えば同じ将軍塚8本もがきでも、3回生の頃は3日後には回復しきり過去最高の出力を出していたことを思うと、やはり体が強かったなと思う。その頃の自分と今の自分とを比較すると少なくとも2つの違いがあるように思われる。

・年齢
 この差が思ったより大きいということを認めなければならない。動物としてのピークはやっぱ20歳くらいで、今の自分はもはや動物としてのピークは過ぎているということだ。同じ条件でもかつてより回復に時間がかかるという自覚が必要だ。

・睡眠時間が少ない
 トレーニングに関する本をいくつか読んでみて、睡眠は多くとれってのは共通して書いてあった。書いてることをまとめると、「慢性的に一日の睡眠時間が8時間を下回るようなときは、練習時間を週10時間以内に抑えなければならない。逆に、週20時間練習をしようと思ったら、睡眠時間は8〜10時間必要である」。iphoneの睡眠管理アプリによると、私の平均睡眠時間は7時間15分らしい。5月は週15~20時間ほど練習しており、4月は少なかったとはいえ週10時間以上は練習をしているようだった。つまり、慢性的に睡眠が足りていなかったということだ。なんとなく自覚はあったことだけれども、数字に落としこむことができてよかった。

  • 年間計画の作成

 私の今シーズンの目標としているレースは早くもすべて終わってしまったので、年間計画を作成した。来年も変わらず、全日本選手権をターゲットに練習をする。そこから何をすべきか逆算して計画を立てた。計画にはThe cyclist's training bible、TRAINING AND RACING WITH A Power Meter、Base building for cyclistを利用した。大まかにはこんな感じの流れで突っ走る予定です。

・2015/6/13〜11/8 TBT期
 どうしても達成しなければならない課題が発生したため、この期間はそれに時間をあて、TBTのみを行うこととした。「週3回TBTを3週、そのあと回復週」という4週間のセットを5セット行う。ただし、回復週明けの最初の水曜日は花背に行き、出力の測定を行う。

・2016/11/9〜2017/1/1 準備期 
・2017/1/2〜2017/3/26 基礎期(L2~L3中心にベースを作る)
・2017/3/27~2017/6/11 強化期(L4~L6の比率を高める)
・2017/6/12~2017/6/25 調整・レース期(短時間高強度で強さを維持したまま回復する)
 一週間の休みを入れてTBT疲れからリフレッシュしたあと、普通の練習に切り替える。基本的に本に書いてあることにしたがって、準備期、基礎期、強化期、調整期という期分けを行って、そのときそのときでやるべき練習をこなす。それぞれ、TBT機と同じように3週間練習→回復週という流れで、週明けには測定を行う。