舞洲クリテリウム 我慢が足りぬ

800mのサーキットコースを20周回
1周回目はパレード
7周回目、14周回目はポイント周回

1 1:34, NP211W, 227W, 132bpm
2 1:08, NP339W, 341W, 158bpm
3 1:08, NP363W, 347W, 165bpm
4 1:12, NP287W, 273W, 167bpm
5 1:12, NP272W, 285W, 165bpm
6 1:11, NP305W, 284W, 165bpm
7 1;08, NP278W, 272W, 163bpm
8 1:13, NP247W, 240W, 163bpm
9 1:13, NP296W, 292W, 163bpm
10 1:12, NP293W, 284W, 163bpm
11 1:11, NP302W, 274W, 163bpm
12 1:12, NP288W, 281W, 163bpm
13 1:06, NP521W, 420W, 168bpm がまんできずアタックしちゃう
14 1:07, NP397W, 385W, 178bpm スプリント周回1着。賞金Get!
15 1:12, NP354W, 331W, 178bpm ブリッジされる
16 1:14, NP298W, 292W, 173bpm
17 1:11, NP315W, 306W, 172bpm 捕まった
18 1:10, NP241W, 256W, 170bpm
19 1:09, NP324W, 335W, 170bpm
20 1;03, NP396W, 403W, 176bpm

<レース展開>
 最初の2周回は落ち着かない。決まりもしないクソアタックをかますやつがちょいちょいいるってのと、集団も大きく位置取りに少し苦労したことによってまあまあきつい。てか最初の最初に自信満々でアタックしてすぐタレる奴らは一体何を考えているのだろう。アホの極みだよね。脳みその軽量化に余念がないな。3周目には自分の走るべき位置も掴み、アホがタレたことで落ち着いていった。ポイント周回による多少のペースアップがありつつも、落ち着いたペースでレースは進む。遅いペースではあったが、脚を無駄遣いしないように、コーナーの進入速度や立ち上がりの踏み方には細心の注意を払った。今回は省エネが非常にうまくいき、12周回目まで余裕がありまくりであった。
 で、13周回目。暇すぎてうずうずしてくる。アタックしたい...。いかんいかん危ないあぶない。今日は昇格のためにきたんだ脚を溜めろ無駄なことをするな。我慢しろ我慢しろがまんしろ...と、脳内で語り合う。行ったらあかんとはわかっていた。でも結局我慢できずアタックしてしまった。7秒1200Wくらいのスプリントをかまして前で先に逃げてるやつにブリッジして、二人逃げを敢行。とりあえず逃げを確定させたくて景気良く踏む。直線区間では470Wくらいになるように調整。5分430Wくらいは出せるので、それよりちょい踏むくらいのイメージだった。交代したりもしたが、後ろのやつが全然引かないのが腹たつ。踏めないっす引いてください、みたいな感じのことを言っていた。踏めないなら逃げたらあかんくない?ホンマにバカなのか?先頭交代はロスでしか無かったので居ないものと思って踏んだ。で、最終的にスプリント1位通過。やったぜ。3000円ゲット。
 賞金をとったのは良いものの、次は最後の着を狙わなければならない。選択肢としては、①このまま逃げ続ける②後ろの集団に戻って息を整え最終局面に備える、この2つが考えられた。悩んだが、相方があまりにも頼りないことと、結構直線が長くて集団有利なコースになっていたから、集団に戻る方で考え、脚を緩めていた。ところが、ここで集団から2名の選手がブリッジしてきた。うおーこれは悩ましい。逃げ切りも十分可能か?という人数になった。
 後から考えれば、ここで逃げを打つ方向に大きく舵を切るべきだったと思う。まず4人という人数。最後スプリント勝負になるのが怖いが、逃げる上では人数が多いほうが良いに決まっている。そして残り時間。あと6分弱だった。これはまさに自分の距離。3分くらい誰かに引いてもらうとして、残り3分踏み続けるだけだ。3分を1本だけもがくというのはまさに得意中の得意である。そういう算数ができなかった。いくべきなのかどうか、ボヤっと考えるだけで、数字でものを考えることができていなかった。結局自分が取った行動は、誰かが景気良く引いてくれないかと祈りながらFTPペースで踏む、だった。最悪だな。もうアホかと。
 で、中途半端なことをしているうちに、後ろの集団も迫り、逃げ集団の中でも迷いというかあきらめムードが漂い始める。これはもう完全に無理だ。集団に戻るしかなかった。
 最後ペースの上がった集団の中で、出来る限り脚を使わないようにせこい走りをする。最終コーナー。ここで目の前の選手がタイヤをロックさせてコケかける。もうホンマに勘弁して。最後の最後遅れて、結局つききれずに終わり。最近こんなんばっか。

<反省>
 アタックした動機は金のためだったが、結果的にきれいにアタックからの逃げが決まっていたわけで、迷わず踏み続けるべきだった。今の自分なら十分勝算があったはずだった。比較的オールラウンダーよりの脚質とは言え、自分の売りは3〜5分のアタック力だ。そこで自分を信じて逃げ続けられなかったことが非常に悔やまれる。アタックしたことに対する後悔は一切ないが、そのあと中途半端なことをした後悔は大きい。次はもっと自分のことを信じてやりたいと思った次第。
 賞金のために逃げている時間はとても楽しかった。一方でスプリントに向けてのポジション争いは、いつ誰がこけるかわからん恐怖があって、正直やりたいことではない。脚質的にも性格的にも、アタックをして逃げをうつというのが性に合っているという気がする。