浮城のまち行田クリテリウム

11/19 行田市総合公園周辺コース 1周2km×8周回
クラス3-D 8位

大島でヒルクライム用の身体になっていたのでこの2週間は平地を高速巡航する感覚を取り戻す練習をしてきた。結局インターバル練は出来ずじまい。スプリント力の無い自分はそれ以外の展開に持ち込んで勝つ必要があった。
今回はランニングでアップした。じわじわと心拍を上げて、ダッシュを数本行い、直前にチャリでスプリントを2本入れた。時間はさほどかからなかったがレース開始直後のペースアップで心拍が上がり切らず余裕をもってついていけたので良いアップだった模様。

いつも通り3分前に並ぶ。最後尾スタートだったが最初のコーナー後の長い直線で適当に前の方に移動。ハイペースは1周完了時で落ち着く。2周目、今回のコースで一番狭い中盤の右コーナーで事件は起こる。直前にかかったアタックでできた6人の逃げの後ろから2番目でコーナーにさしかかる。右後方、誰もいないイン側からものすごいスピードで突っ込んでくる「あの」大学の選手。当然曲がり切れずにアウトに膨らんでくる。コーナーをクリアしかけていた私にタックルをかます。左に殆どスペースは無く、フルブレーキも間に合わずコースアウトし畑に転落。集団から千切れる。ちょうどここからは向かい風区間。脚を存分に使い追走開始。いろいろと大声で愚痴りながらホームストレートで集団に追いつく。3周目、最初の右コーナーでまた事件は起こる。「あの」大学の選手がまたインから突っ込み外に押し出された選手がペダルをかいて巻き込み多重落車。その後ろの私はまたコースアウトしかけた。今度はギリギリ回避するもまた集団から千切れる。また愚痴りながら集団復帰しそのまま集団前方まで順位を上げる。脚をかなり消耗してしまった。その後はぬるいペースでレースが進む。コーナー後のインターバルは多少あるがシッティングで処理できる程度。そのまま最終周にはいったところで1人アタックを仕掛ける。その逃げに乗りたかったが集団内にいて身動きがとれなかった。逃げた選手の「トモダチ」が集団先頭で抑えに入り逃げが決まってしまった。追走のためのペースアップが起こり気づけば集団は10人ほどに。インターバルもきつくなり前の選手との間に微妙にスペースが生まれ始める。最終コーナーを曲がり前の選手たちがスプリントを開始するもついていく力はもう残っていなかった。勝つ可能性はゼロだったが全力でもがききってゴール。

また昇格できなかった。2度のトラブルで余計な脚を使ってしまった。集団スプリントに絡めなかった。逃げた選手はアタックのタイミングが絶妙だったしそのあと2kmを逃げ切る独走力がすごかった。スプリントやインターバルが苦手な自分にとって必要なのは圧倒的3〜5分力なのかもしれない。しかし今回予想していたよりもレースに絡むことができ、確かな手ごたえも感じた。不甲斐ない結果ではあったが課題が見えたレースとなった。

長時間運転してくださった先輩方、サポートしてくださった山田さん、ありがとうございました。