個ロード

場所:静岡県伊豆市大野 サイクルスポーツセンター (修善寺、ベロドロームの隣)
日付:2018年6月10日
天候:雨

 久しぶりに練習日誌を書いたのは、得ることが多く自分の記録にしたいと思ったからである。先に紗由美さんが載せているのもあるが、別に示し合わせたわけではない。しかしイレギュラー(今回は台風接近)があるといろいろ学ぶものなのだろう。今回は私もいろいろ考えたり学ぶことがあった。

 台風が近づいているらしい、とのことでレース前日に合羽を購入。雨が降るらしいから準備してきてと主将から聞いていたので折り畳み傘を持ってきていたが、冷静に考えて、レースに傘は邪魔だ。百円ショップが近くにあってよかった。当日は、霧のような細かい小雨からスタート。髪のカラーリングが抜けてしまう、という理由から合羽は頭まで被っていたが、合羽を頭まで被らなくても大丈夫そうなほど、気づかないレベルの雨。美顔器のミストを想像すればいいと思う。
 今回はコースのところまで車が入れたので荷物を運ぶというまあまあな力仕事が割愛された。テントを立てて車から荷物をテント内に移動。地面はもちろんのことコンクリートで、テントを固定することはできない。それでも大丈夫なほど風はなかった。台風って何だろう、聞き間違いかしら、と考えてしまった。監督会議ではテントが飛びそうになったら速やかにテントを撤退させてくれと言っていたのになあ。
 レースがスタートした後にテントに戻り、飲み物の準備。今回は水以外なら何でも……という声が多かった気がする。岡本さんの提案ですべての飲み物にゼリーを付けることになっていたので白いテープでゼリーを固定。ここで失敗。鋏を持ってくるのを忘れていた。工具入れに入ってるだろうと思って修善寺まで来てみたら、鋏なんて存在していなかった。最初は白いテープも入っているだろと思っていたが、一応予備にと白のテープを持ってきていてよかった。紗由美さんのソーイングセットの小さな鋏をお借りして何とか準備。今回はボトルに名前ではなく飲み物の名前を書いた。水かそうじゃないかが大切だったろうし、ポカリスエット同士区別つけるの大変だし。それをカゴに入れて補給終了地点、札が立っているところの少し手前まで登る。目立たない見つけにくいとの声が多かったので位置で主張してみた。レース開始前に位置も伝えておいた。レース後に聞いたところ、見つけられた人と見つけるのに時間がかかった人に分かれた。ショッキングピンクの帽子でも探しておこう。色で主張してみることにする。

 補給は失敗することなく終わり。久しぶりだったので緊張したところはあるが、びびって手を離したり引いたり、はじかれないようにするだけだし、坂の途中なので大分減速していて渡しやすかったし。途中で強い雨に変わったとき、ボトルが濡れて白いテープの粘着性が弱まったのが唯一気になった。取った時の衝撃でゼリーだけ落ちたら、と考えて試行錯誤した。粘着力が強いとボトルから離れなくなるし、弱いと渡すまでや渡したときにはがれてしまう。強度の利益曲線でも書いて最適な強度を求めた方がいいと思う。雨ではがれるっていうのはさすがに困るのでは。

 最後に、雨が強くなってきたときにテントに入れてくださった鹿屋体育大学さん、明星大学さんありがとうございました。いろんなお話きかせてくださり勉強になりました。そして紗由美さんも二日間お世話になりました。

 P.S ゴミ袋に使っている大きな袋、使い切りました。