2018年 全日本学生選手権個人ロードレース 

5×28周回 140㎞
20/141位 完走21人

まず、もっと賢く走れたのでは?とか、準備にすこし不安があったとかの反省の先に、とりあえず、学生のロードレース日本一を決める大会で、修善寺というコースで、21人しか完走者がでないレースで、ブービー賞とはいえ完走できたという事実を素直に喜びたい。
去年は個ロードなんて走ってもいないし、いわゆる全国大会には出場することもできなかった。そんな自分が1年でよく成長したもんだと思う。育ててくれた先輩方ありがとうございます。

以下レースレポートです。
チャレンジサイクルロードレースでは21位だったが、RCS修善寺は3周目でちぎれ、DNFだったので正直不安で仕方がなかった。心配してくださった方々、ありがとうございます。
今回は秀峰亭まで車を入れられて準備が楽と思いきや、スタートが9時で早いのでアップが若干物足りない。が、前でスタートしたかったのでアップもそこそこにスタート位置へ。クラス2の前方でスタート。
スタートしてすぐに逃げが形成されて集団はかなり落ち着く。140㎞のレースだからこんなものなのかなと思いながら省エネを徹底する。美山ロードの反省から元気だからと言って登り区間で順位を上げようともがくようなことはしない。その代わりに自分は隙を作らず、ほかの人の隙ができたら見逃さずポジションをキープ。レースが動き出すまでひたすらこれに注力。
70㎞くらいでレースが動き出した。有力選手がアタックをかけ始めて集団から抜け出したり戻ったり。私はマークしていた有力選手のアタックにはできるだけ反応する。一度野本選手のアタックについていき3,4人ほどで集団から抜け出した。決まってくれーと思いながら回すが、前の逃げに選手を出しているチームが回してくれない。いや、個人ロードレースだから。こ・じ・ん!
で、有力選手がまだ多く残っていた集団につかまってしまう。有力選手が何人集団に残っていたのか正確に把握していなかったのが大きな反省。
そこからも何度かアタックに反応し、集団から少し抜け出して戻ってを繰り返して行くうちに足に限界が来る。そして、残念ながら入賞列車には乗り遅れる。その後も集団では何回かアタックがかかり、反応する。しかし、少し抜けだすとすぐに集団がやってくる。あとから聞いた話では、単騎参戦の有力選手がなぜか逃げを全力で潰し、その選手はDNFだったらしい。そろそろ集団後方で休もうかなあと思い始めたころに、牧さんが抜け出して逃げ始める。しかもしっかり逃げていく。これ逃したらやばいと思いながらもすぐに追うことができなかったので集団で少し休んでから牧さんを追いかけていく他大3人にくっつく。牧さんと合流。
少ししたら福原が単騎で合流。そのまま京大3人と日大と数人で集団から抜け出したかったのだが、またまた上述の選手が集団を引き連れてくる。大ダメージ。つい数周前には50人くらいいたはずの集団も戻ってみれば20人程度。で、集団には去年のインカレ優勝の武山選手がいる。もうこのまま集団でゴールまで行ってくれーと思うが、もちろん武山選手が集団をぶち壊しにかかる。これで完全に集団が崩壊。最終列車発射。これに乗れたら入賞もあったのかなあーと打ちひしがれながらちぎれる。あとはまあ、地獄。登っては下り、下っては登り。福原と京産の選手と協力しながらなんとか完走を目指す。下りは気持ち長めに引き、登りはひーこらひーこら。気づいたら自分たちが完走のデッドライン。山田ちゃんや谷山の応援と普段はなかなか聞けない他大からの京大頑張れを力にどうにか完走。

雨の中長時間サポートしてくれた山田ちゃん、谷山ありがとうございました。
また、3回生になっても頼りない私たちを支えてくださった先輩方ありがとうございました。

感想と反省と課題とか
後から聞いた話では、大きなタイトルのかかる大会では、有力選手も慎重になりがちなので逃げができづらいそう。私は残念ながらそんなことわからなかったし、気づけもしなかった。今回は調子が良かったので積極的に動いて消耗しても完走はできたのだが、調子がよくない時にでも結果を残すにはそういうことに敏感にならなければいけないと思う。安定感が欲しい。また、有力選手のアタックに反応してついていくのは楽しかった。自分からアタックして逃げを作れるような力も欲しい。
なんとなくだが、今回のレースで京見力が足りていないと感じた。ドンパチやってからペースで踏む。そういうのが弱いのかな。とりあえずの目標は9分20秒秒切り。
来年の個ロードはもう一回り二回り強くなって挑みたい。

個人ロードで20位。個人的にはそこそこ納得のいく結果だし、私のことと自転車競技を理解している方々は完走したことに驚いてくれている。まさかお前が的な笑
ただ、北海道に行くと考えるとまーだまだな結果である。チームの上位2人は最低入賞程度しないことには狙えない。さらに上に行くにはチームの底上げが必要だと思う。後輩たちは頼むから強くなってくれ。去年の私たちと比べてどうのこうのではなく、今の私たちを倒すくらいの気概で来てほしい。能力的に足りていないということはないと思う。もちろん、私たちは倒されるつもりはない。相乗効果で行きたいよね。