・目標
①TTTで2018年度比2.5km/hスピードアップ
→タイムにして約5分短縮
②FTP8%向上(努力目標)
・練習方針
4月
・TTTの研究 4/1-29
並び順やペーシングなどを中心にTTTに要求される能力を磨きます。
また全員のFTPをアップするのがゴールです。
もし新しい機材を投入するなら今です。ギリギリになって神頼み的に新しい機材を入れるのは往々にして失敗します。
5月上旬
・追い込み 5/3-5/17
この時期はトレーニングを優先。
レースのために細かなコンディショニングはせずに一週間のトレーニングボリュームを上げることに注力します。
主に行うべきはFTPとVO2Max。
レースは1h20分しかないのでこの時期もう走り込みは必要ありません。
1本でも多く20分以内のエフォートを行いましょう。
5月下旬
・ピーキング(5/18-6/2)
目標としては5/25の美山に完璧な状態に持っていくこと!
調子は1週間は持ちますから、5/25に絶好調なら6/2も好調は維持されるはずです。
また一週間あれば5/25に調子が良くなくてもまだ軌道修正出来ます。
ですから6/2にピッタリ調子を合わせるつもりでピーキングするよりも5/25が本番だと思って合わせた方が結果的に6/2のピーキングの的中率は上がります。
レース前2週間はトレーニングの質は落とさず量は落としたほうが良いです。
ピーキングのイメージは、コンディションが落ちるギリギリまで休むこと。
深追いしてトレーニングし過ぎてはいけません。
またウエイトトレーニングは深く疲労が残るので一旦ストップします。
やりたい場合は、WU+1セット、もしくは自重ぐらいに留めておきましょう。
チームタイムトライアル(TTT)で要求される強さは下記の通り
・チームの協調性(先頭交代・コーナーリング)
・高いFTP
・高いAC(Anaerobic Capacity)からの回復
・重いギアを踏める能力
・ペーシング
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トレーニングは安全に!
TTバイクはスピードが速い上に操作性が悪いためITT・TTTともに事故が多いです。
絶対に事故は起こしてはいけません。
・昼間でも必ず前後にLEDフラッシャーをつけて下さい
・TTトレーニングは脇道がなく人通りの少ないところで行って下さい。
全体を通しての注意点
・事故と病気に注意する
怪我と病気は絶対に避けなければなりません。
ただでさえメンバーが少ないですし、そうでなくとも自転車競技に取り組む上で「安全第一」はどんなレベルの選手にとっても重要です。
ペースを落とすのが嫌で信号を守らずクルマに轢かれるよりも、無事にスタート地点に並ぶほうがずっと賢明です。トレーニングはスマートに!
・コミュニケーション
TTTは話し合いが大切。常にメンバー間でコミュニケーションをとって走りを磨きましょう。