インカレ2022 サポート

2回生マネージャーの上嶋美紀です。

遅くなりましたが、インカレのサポートについて書いていきます。

 

9/2

めいさんの補給の練習。

補給地点は結構なスピードが出ると聞いていたので、速いスピードでも受け渡しできるよう、国道269号で練習をしました。能登さんは院試のためまだ現地入りしていなかったので、中村、ホルヘ、藤井くんに協力してもらいました。

いつもはボトルを上からつかんだり、進行方向に手のひら側を向けるような形で持ったりしますが、今回は進行方向に手の甲を向ける形で持つようにしました。この日ホームセンターで太めのゴムを買ったので、補給食のジェルはそれを2周巻いて留めました。

最初は皆はじいてしまっていたものの、何度かやっていたらそれなりに上達してきて何とか取れるようになったので練習終了。

後からわかったことですが、実際は補給地点に速いスピードがでるような勾配はなく、むしろ登り坂でした。

 

9/3

夜、ミーティング。

補給、連絡係の役割分担と配置、それぞれの動きについて情報共有しました。(コロナの関係で補給地点には1人ずつしか配置できなかったので、本部にめいさん、裏になつさんが入ります。その他の人は伝令、YouTube配信、トランシーバーの情報伝達、タイム計測を担当します。)

その後、他チームの重要選手について確認し解散。

民宿の方が優しく、ミーティングの前にも最中にも色々なご飯を出してくれました。普段なかなか行く機会のない所に行って泊まって、現地の人と触れ合ったり、珍しいものを食べたりできるのもこの部活の良いところですね。

 

9/4

当日。

6時頃に会場入り。1番乗りでした。その後、中継伝達ー1kmー伝令ー2kmー補給 という位置取りをします。これを本部、裏の2箇所に配置。

レース前に強めの雨が降ってきたこともあり、多少バタつきました。前々日買ったはずのゴムや氷を入れる袋を車に忘れるというミス。袋は別のものがありましたが、ジェルはテープで留めることになります。加えて(これは不可抗力ですが)トランシーバーが動きません。円滑なサポートには、時間はもちろんですが、気持ちの余裕も必要ですね。

レースは定刻通り8時半にスタート。

私は沿道で観戦していた地元の人と一緒に応援していました。仲良くなってお菓子や飲み物を頂いたり、「熱中症に気をつけて」など優しい言葉をかけてくださりました。私が京大のマネージャーであることを言うと、地元鹿屋体育大だけでなく、京大にも声援を送ってくださり、とても心が暖かくなりました。

一方で、その人だかりに埋もれてしまったためか、能登さんには私の立ち位置に気づいてもらうことができませんでした。申し訳ないです。最後の方は伝令を全部藤井くんに任せて、先頭とのタイム差計測と、中継の情報をLINEに流すことに専念していました。これからは周りの人から離れ、もっと目立つ服を着たり、タオルを振り回したりして存在をアピールするようにしたいです。

途中、LINE上で上手く意思疎通できずやや混乱し、また補給にもミスがありました。マネージャーの反省点としては、早い段階で補給員の位置を選手に確認させられなかったこと、ボトル受け渡し時の衝撃を緩和できなかったことが挙げられます。前者については補給員の立ち位置を選手としっかり相談、共有しておくようにし、後者については渡す瞬間に腕を進行方向に動かし、衝撃を吸収するようにして次回以降は改善していきたいです。補給に失敗したときにカバーできないのはかなり痛かったので、来年以降は補給地点に複数人配置できるようになってほしいと切に願います。またレースと直接は関係ないですが、LINEでの連絡でスマホの充電をかなり消費するため、来年以降サポートする人はモバイルバッテリーを持っていくようにしましょう。

 

このようにして、今年のインカレを終えました。3年ぶりの開催ということで、4回生以外にとっては初めてのインカレ。勝手がわからず至らぬ点も多く、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、色々なことを教えてくださった先輩方には感謝しかありません。ありがとうございました。

そして、能登さんお疲れさまでした。