人には人の F・T・P・テスト!

議論求むその2

 

FTPの定義を1時間持続できるパワーとする。

まあこれは定義だから特に何もない。 ただ、それの推定値を得るためのテストには色々なものがあって、変数は置いといて、係数には個人差のファクターがあると思われる。

テストはテストとしての意味はあって、同じテストを続けてすることで、体力がどの程度向上したかをわかる指標にはなる。ただ、それをある客観的な指標に合わせるときにこの個人的ファクターはかなり効いてくると思う。タイプもそうだし、熟練度にもそうだし。

この一年くらい、テストとして 「5min全力走 15min rest 20min測定*95%」というモデルを使ってきた。

しかし正直なところ、全然合わない気がする。(順調に強くなっていることは分かったけど)

テストはしてるけど、実際問題、感覚・心拍に合わせて適当にやってるのが現状。 それと心拍はやはりかなり重要なファクターだとなと感じる。この1年目と2年目の気合を入れたTTなどの結果はさほど変わってないため。

 

根拠はいくつかある。

例えばSST走として行った練習後半の疲労した状態での50min走において、維持できるパワーが上記テスト方法で得た値よりも高い。 20minの値と比べるのはまあ1hと20minではかなり違うからねぇ。と言えるが、50minと1hの場合では使う回路としてはほぼほぼ同じで、結果として10W以上も変わるとは考えられない。

そしてそのテストで得られた値を元に練習するとイージーすぎる。心拍も上がらん。

具体的には直近の7月中旬にしたテストとして 確か355Wであったが95%は337W しかしその3日後には385Wで15minできてる。(この目標はまあミス。正直この時は375Wあたりが適切であったと思う) 仮に375Wと20minができたとして、通常の練習に向かうモチベーションの状態で20min110%が何本も維持できるのか?的な問題がある。

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※ただ、ちゃんとは理解してないけどサイクリストとレーニングバイブルにilevelという概念があってまあできる人もいるとのこと。しかしこれは個人差があると認めた上で、少しの人はこれに当てはまる的なガイドライン。つまりこれを認めるならばテストには個人差があるよねという誤差の方が可能性としては大きい

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また原著サイクリストトレーニングバイブル5theditoinにはただ20minの95%すればいいと書いてある。

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※これは自分の感覚にかなり近い。パワーメーターつけたばかりの頃のテストで355W。(江文カップ時に測定。江文から花背やるまで正味45〜1時間くらい離れてたし、江文もあまり追い込めなかった)

ここからの推定で333Wだが去年の8月9月はこの値を元に練習していたがかなりいい値設定で練習できていたと感じる。(そしてその間のFTPテストは20minが322W〜344Wと到底ない状態だった)

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これは一応cogganを参照していると書いてある。

だけれどもパワートレーニングバイブルの最新版を見ると、日本語訳されている前の版と変わらず、5min全開してから20minしろと。

ようわからんぜベイベー。俺の英語力不足ですかね。

それと『FTP走test5min20minは 平均5%であってそれは推定。スプリンターor無酸素域が強いなら7%引く必要あるし クライマーなら2~3%でいい』とも書いてある。

自分は回復力がかなり弱いのだと思う。一度オールアウトしてしまうと、なかなか回復しない。95%と減らしているが、むしろ105%とか加えて欲しいくらいに感じる。

 

 

さてサイクリストトレーニングバイブルに乗っている他の推定値としては、

・30minで一人ならその値を使う ・8min走をして10%引く・5min走なら12%引く(FTHRは等しくはないが)などがある。←FTHRの推定としては20minの5%を推奨してる。

他の観点からは5min全開走の値はVO2maxとACの境界にあたるらしい。

ゴールデンチーターのCPestimeterとかもあるしね(←ゴールデンチーター内にCP関連の情報がいくつかあるがどれがどういう指標なのかちゃんとわかってない(最近まで誤入力の情報消しわすれでだいぶ変わって惑わされてた。アポ)

 

 

結論として、定義はもちろん一つだが、推定方法はさまざま。測定方法によって値はかなり変わってきて誤差はさまざま。

これからしばらくはベスト走と心拍からの推定FTPを使っていこうと考えてます。(今までも勝手にテストの値無視してたから変わらないけど)

心拍強し。なり

今までやってたFTPtestを行うことはないかな。何回か付き合わせといてごめん。VO2で疲労させてからFTP走をするというトレーニングメニューとして行うことはあっても、疲れを抜いてbestを狙いに行くというモチベではやらないと思う

重要なのは同じテストを続けることで、自分のモチベが上がるテストはやはり峠のタイムベストを狙うことになりそう。(体重にかなりよってしまうけど)なのでまだ未定。

そしてトレーニングに使用するときは100%が微妙なので練習時には2〜3%+当日の体調ストレスとかで5%程度の幅を持たせるの大事にもなりそう。