東北総合体育大会(通称ミニ国)

岩手県代表として出場。普段とは違う集団の中で行動できてなかなか面白い3日間だった。
私が出場した個人種目、スクラッチとロードレースは8位までにポイントが与えられる。せっかく京都から出場させてもらっているのでポイントを取らないと出させてもらっている意味がない。結構緊張してた。

1日目
クラッチ成年 8km 11位
宮城県自転車競技場 333バンク

盛農の先生からペダリングのアドバイスをいただいたので若干意識してみたが付け焼き刃でどうにかなるものでもなく、ポイント取れず。中盤までのペースアップにはついていけたがトラック強者たちの最後のペースに全く歯が立たず。ペダリングもよくなかったそう。

2日目
サポート?とロード試走
ポイントレースのカウントしたり、強い人のペダリングを観察したり。アドバイスでもあったように、ピストは引き足が下手だと踏み足の勢いを殺してしまいかなりのロスになるのかな。強い人は綺麗に回ってる。弱い人はカクカクしてる。
昼前に次の日のコースの確認。
コースはスタートして5㎞ほど下り基調の平坦。登りは全力で登って7分くらいのがっつりしたのが1本。その後裏京見を広くした感じの下りでそのまま殺人直角コーナー。その後平地1㎞弱でゴール。

3日目 天候 雨時々土砂降り
ロードレース成年 10㎞×7周回 4位
各県6人の計36名出走。私の目標は絶対に落車をしないことと、ポイントも絶対に取ること。
開始早々に岩手、福島、宮城の逃げが形成。さらに追走に山形、岩手。ということで私はメイン集団後方で休ませてもらう。特に作戦を打ち合わせしたわけではないのだが、岩手としてはかなりいい感じの展開。
3周目でえげつない土砂降りになり、追走の岩手の選手が直角コーナーで落車。下りで雨粒が石のように固く感じるし、前も全然見えない。おまけに雨ではブレーキシューとホリヅラが合わないのかブレーキが効きづらい。落車だけは避けたいので集団からちぎれるのも覚悟してゆっくり安全に下る。下りで5,6秒ほかの選手と差が出ている感じだが、しゃーない。このまま雨が弱まらなかったら申し訳ないけど棄権しようかなと思うくらいの強さだった。ただ、すぐ弱まってくれたので続行。そのうち逃げも吸収された。
確か、残り2周くらいで山形2、秋田1の逃げができる。1分20秒ほど差ができて、自分含め岩手、宮城、青森が追い始める。山形、秋田の強い人が逃げていたのでなかなか差が埋まらず、最終周の登り初めで前3人と30秒差。集団は14、5人。岩手は自分含め3人。落車だけは何としても避けたいが、8位以内にも絶対に入りたいので下り始まるまでに集団と10秒以上の差を作ることにする。登り始まってもペースがそこまで上がらないようなので、全力でアタック。3分くらいで山形の選手一人をパスし、さらに2分くらいで秋田の選手に追いつく。まあ、知ってはいたがアタックのタイミングが早かったので若干ペースが落ちてしまい、もう一人の山形の選手には全然追いつかない。ていうか、強い。
で、集団から岩手の選手が一人で抜け出してきて頂上付近で合流。登り終わりで先頭と20秒で岩手2秋田1、さらに20秒弱で6人ほど。
登り終わりで残念ながら一人になれなかったので、下りは加わらず、ゆっくりおりる。最後の平地は後ろが見えたので踏みなおしてゴール。4着。
岩手は2位、4位、7位でロードの成年では1位で、成年総合でも2位。自分も一応ポイントはとることができたのでギリ及第点。インカレ前のレースとしてもいい練習になった。はず。