人として軸がぶれている

28 30キロ 1時間半くらいサイクリング。ただの流し。

以前から自分は右脚に比べ左脚が短いと感じていたのだが、どうやらそれは勘違いで、なんと骨盤がずれているせいだった。どうゆうことかというと、骨盤が、普通は当然左右対称なものだが、左のほうが高い位置にずれていた。そのせいで左足が短くなったように感じていたようだ。そのせいで体全体が左に傾いている格好となる。左加重というかなんというか。(中段の図のような感じ
http://www.ashiuratengoku.co.jp/000site/footcareseitai/index.php?id=54
 
 その原因は、もしかしたら左腕を骨折していた時期に、左腕を三角頭巾で支えていた時に軸がずれてずっとその影響が残っていたせいかもしれない。ただ、今回一番くさいと睨んでいるのは、自転車のちょっとした動作の非対称性である。たとえば、われわれは道路の左恥を走っているためほとんどの人は自然と左のクリートを外しがちである(このとき、必ず左加重となる)し、自転車の右側にはオイルがたっぷりついたチェーンの類が密集しているため、ふつう自転車は左から降りる(そして、このときも必ず左加重になる)。こういった日々の左加重の積み重ねが、今回の左脚が短いという錯覚につながったのではないだろうか。
 自転車に乗ってる時間が一日三時間くらいあるとしたら、左加重になっている瞬間は本当にごくわずかでしかない。しかし、たとえば一回の走行で20回停止し、20回左加重になる場面があったとしよう。すると一年で7,000回、おれみたいに5年以上乗ってたら35,000回の非対称な加重を経験することになる。ロードに乗り始めてからはママチャリのサドルも爆上げなので片足ずつしか着けないわけで、そういう待ち乗りの時の左加重も考えたら5年で70,000回くらいの左加重を経験したことになる。まあこの数字の真意は置いとくとしても、実はこの非対称な動きは無視できないくらい大きい気がしてきた。病院の先生は、左の骨盤が上にずれているから左加重になっているという説明をされていたが、本当は因果関係が逆で、左加重を繰り返してきたせいで骨盤がずれたという解釈が正しいように思える。