はりちゅうエリート

距離 3.05×10+ちょいのぼり=30.8km
時間 52分39秒
結果 20位らしい
TSS 83.8
平均パワー 263W
標準化パワー 316W

<レース前の取り組み>
 いろいろとやるべきことが降ってきて、ぶっちゃけ伝統的な練習は全然しておらず、練習らしい練習はタバタぐらいしかやっていなかった。体力はそこそこ維持できていたのかもしれないが、走り方がさっぱり思い出せず、それが序盤の走りの悪さにつながったように感じた。時間が許すのなら、せめて週に2回くらいは峠を走っておかないと、降りが怖くてしょうがない。
 そんな程度の練習しかできていなかったので、ちょっと結果は期待できないなと思っていたが、金曜日の花脊で思わぬ好タイムが出てしまい、ああ俺イケるやん!とモチベーションが回復。自信も回復。積極的に動いても完走できそうなんで動き回ってみようと思ったのである。

<1周目>
5分53秒、240W、155bpm
 実走不足がたたり、招待選手のマトリックスがペースを作って降ってくれたのに、それにさえ置いていかれてしまうくらい下りが怖かった。幸い、パレード中にマトリックスの後ろを死守しておいたので、私が遅れる=集団全部遅れるという状況だった。くっそ迷惑だとは思ったがそれくらいやらない早くもゲームセットという結果になりかねない。かなりずうずうしく走った。

<2周目>
4分37秒、326W、174bpm
登り①1分31秒、394W
登り②1分4秒、405W
 お遊びが終わりここから本格的にレースが開始。ほぼほぼ先頭で登りに入る。なんかどっかのチームがやたらペースをカチ上げる。集団に埋もれると降りで苦労しそうだったので、そんなに位置を落とさずガンガン前を走った。どうやら10周の中で最もペースが速かったようだ。ムダ脚。降りに入る。1周目よりは普通に降れる。少し上達した。二本目の登りも先頭死守で登った。ペース上がる上がる。そのあとの降りではおそらくまともに走ったはず。このへんでレースのスピードを思い出した。体重が周りから浮きすぎてて、漕がなくても先頭までいけることが判明する。


 このへんから何周目に何をしたか記憶があいまいになっている。多くは書かないが、基本は降りで先頭に行って、登りで追い抜かれながら省エネで登って、降りでまた抜き返す、というのを繰り返している。あんまり降りでスピードが浮くものだから、3回くらい降りでアタックして逃げを打ってみたが、登りでつぶされてばっかりで、全然決まらなかった。

<3周目>
4分50秒、308W、175bpm
登り①1分40秒、373W
登り②1分5秒、369W
この後降りアタック敢行→回収

<4周目>
4分50秒、307W、176bpm
登り①1分40秒、371W
登り②1分7秒、358W
もう一回降りアタックしてみる→登りで回収

<5周目>
4分39秒、281W、176bpm
登り①1分30秒、398W
登り②1分1秒、364W
降りで余計なことをしなければ、こんなにもらくなのだ

<6周目>
4分44秒、266W、174bpm
登り①1分29秒、372W
登り②1分6秒、300W
降りで余計なことをしなければこんなもん

<7周目>
5分1秒、250W、173bpm
登り①1分35秒、355W
登り②1分00秒、306W
 ペースがぬるく余裕ができて、また登り②のあとの降りで抜け出した。一瞬ズバっと踏んで抜け出して、エアロのポーズを取ってリードを広げ、平坦区間FTP走で差をキープしてみるも誰も追ってこず。まあそらな。悪目立ちし過ぎた。

<8周目>
4分51秒、274W、178bpm
登り①1分26秒、399W 
登り②1分2秒、401W まじきつい

<9周目>
5分29秒、224W、171bpm
登り①1分40秒、315W ちぎれる
登り②1分15秒、284W
 ムダ脚がたたって登り①でちぎれた。ちなみに、ちぎれるまでは33秒で412Wくらい。ペースは当然上がっていた。しかしこうしてパワーで見るとちぎれるほどではなかったな…。

<10周目>
5分21秒、262W、174bpm
登り①1分58秒、290W
登り②50秒、441W(けっこう元気やんけ…。)

<反省>
・10周目のパワーを見る限り、9周目でちぎれる意味がわからない
・降りで無駄に動きすぎた
・たのしかった
・登りでもアタックにちょいちょい乗ってみたが、まあ無駄だった
・ムダ脚を使わず、かつ最終周回で降りでアドバンテージを保って登りに入れたら、まあまあ良い順位を狙えた気がする…。