インカレ週

8/27月曜
花折、平和堂

8時花園橋集合で朽木行くと言っておきながら、8:16花園橋からの花折で折り返し。見事な有言不実行。
最近暑さが戻ってきており、この時間帯でもすでに外出が憂鬱。やってられませんなあ。

昨日少し糖質を摂取しずきたので、今朝は青汁と黒ヴァームを朝食がわりにしてボトルの中身は普通のヴァーム。要するに脂肪燃焼ライド。
近頃休み明けは全然踏めないし、もう踏む必要もないから、今日の練習はこれで良かった。花折だけでは少し物足りなかったので、折り返してから平和堂まで行って帰ってきた。

8/28火曜
山中2本

今日も今日とて有言不実行。これってつまり嘘つきということですね。

朝食後に二度寝して9時半くらいに家を出る。今は見事なまでの絶不調なので、はっきり言ってどこにも行く気がしない。ってことで1番身近な山中へ。
とりあえず2本は登りたかったから、1本目は様子見。登り始めたら思っていたよりも体が動いてくれて、そこそこ楽しんでいるうちにゴール。17分34秒。
2本目も上げる気はさらさらなくて、フォーム意識。脚が上がる分のクリアランスは確保しつつ、最小限の力で登る。すると、なんだかわからないが良い感触。体が自転車の重心の一点にしっかり収まっていて、かつほとんど力みがない状態。心拍数も1本目とそれほど変わらない。自転車進めるのに実はそんなに力がいらないことを思い出した。16分13秒。

現在の絶不調は計画のうち。自分は絶不調の次に絶好調がくる。きっと日曜日には絶好調になっているのでしょう。
夕食で食欲暴発。生理的欲求は抑え込んだらあかん。

8/29水曜日
花折

今日は昨日の良い感触を確かめつつ、調子が良ければ1時間半以内で順次距離を伸ばしていった。
今日も、やる気ないのかな?って疑うレベルで脱力できていて良い感じ。胸より上は昼寝しているかの如くリラックスしている。
花折まで行って特にもがいた訳ではないけど、無理ない範囲でペースを上げた。悪くはない練習。

この無駄のない脱力状態は何度か感じたことがあって、1回目は今年のRCS修善寺の時、2回目は6月に花背でベストの18分19秒を出した時。ということは…、
いいんじゃないですか。

8/30木曜
将軍塚インターバル×5with木田

4分40秒
4分21秒
4分13秒
4分11秒
4分09秒

毎年恒例となったインカレ前の将軍塚インターバル。一昨年は岡本さん、去年はススタさん、今年は木田と行いました。

去年は5本ともうまくまとめて平均4分30秒だった。しかし今年はアンバランス。
1本目は心拍数を見ずに登ったところ、力を抑えすぎてしまった。2本目以降は落とさないように細心の注意を払った。
去年よりも強くなっているのは間違いないが、それにもまして、今年は新谷から借りているレーゼロを使ったのが大きい。やっぱり決戦ホイールは違いますね。
今日も相変わらずフォーム意識。しんどくなった時に膝が外を向かないようにしつつ、上体を腕で支えないようにしつつ。1番キツイ5本目で、しっかり腹筋で体を支えられている感触があったのは非常に良かった点。ダンシングの時に上体がリラックスできていたのも良かった。

今日のインターバルでインカレ前の練習は本当にお終い。あとはインカレ。頑張るか〜。

8/31金曜日
ローラー流し20分

正午ごろに現地入り。
たぬき食堂で昼食をとったのち、美麻のコースへ。しかし真っ赤な雨雲がレーダーに映っていたので試走キャンセル。
宿に着いて昼寝してからローラー流し。人と話していたら20分はまだいける。

9/1土曜
コース試走3周約40km

いつのまにか8月は終わっていました。早いっすねー。
1年ぶりの美麻。コース変更された所を注意しながらの試走。登りが3分弱、下りは持越みたいな感じ。絶好のアタックポイントになる。
お昼は定食屋で豚キム丼。そのあとパン屋さんを二軒回る。カーボローディング笑。

今日は張り切りすぎて少し力みがあったか。まあ、今さら何をしてもいい方向には転ばない。

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毎年行ってる白馬のパン屋さんのパン。たしかこれは「山に持っていくと良さそうなパン」だったと思う。クランベリー、イチジク、マンゴー、クルミ、全粒粉生地などなど、盛りだくさんの1品。めっちゃ美味しいが、ボリュームが半端ない。たぶんインカレはこれのおかげで走れた。ハーフで600円。




9/2日曜日
インカレ

涼しかったですね。やっぱり私は9/3前後の運が良いみたいです。チーム総合が4位なので、北海道も見えてきました。


インカレレースレポート


13.4km×13周回=174.2km(パレード走行を含む)

出走171名、完走32名、
4時間27分14秒、
4位

グタグタな長文になってしまいました。毎度のことですが。<レースレポート>

今回は軽めのアップとして、25分のんびり回してから30秒on1分offインターバルを5本。検車が早くから始まって空いていたから、途中で区切られることなくアップできた。

スタートは予定より10分遅れて10:10。個ロードでの反省を生かしてか、今回はしっかりとクラス1とクラス2が分けられた状態でパレード走行。後ろではパレード走行中に落車があったらしく、パレード後リアルスタートまでの時間が伸びたので、待っている間に補給食の特製ジャムパンをパクリ。

まず1周目完了するあたりで逃げっぽいのができる。しかし20名近くの逃げで比較的大きかったからか、追走の動きがあり集団は落ち着かない。2周目の新道登りで京産中井選手と早稲田孫崎選手が追走に出て、中井選手が逃げに加わったあたりで集団も落ち着く。
逃げとのタイムギャップは3分30秒あたりで推移していたが、逃げはどんどん人数を減らしていた模様。メイン集団は100人弱くらい?
岡本さんと話していて、京産が逃げ集団へのブリッジをするかもしれないという情報を手に入れたので、しんどいけど要所で脚を使って集団前方をキープ。しかし逃げとの差が広がっていたのでブリッジは無いなと判断し、集団中腹あたりまで位置を下げる。

大きな動きがあったのが9周目の補給地点。定番アタックポイントでの有力選手による第一次アタック。くるのは分かっていたのでしっかりと対応して8名の追走集団に加わる。有力選手たちはこのまま行きたかったらしく、全員でガンガンローテを回す。ここがかなりしんどかった。
しかし、メンバーからしてこの追走集団に乗り遅れたら入賞できないのは火を見るよりも明らかなので、しばらくしてから後ろからも何人か追いついてきて20名程度の追走集団になる。向井田はここに加わっていて京大勢は2名。
先頭では京産の中井選手が1人で逃げ続け、タイムギャップはなかなか埋まらない。強すぎてビックリ。

ラスト3周回に突入し、さすがにずっとローテに入っていたら垂れてしまうのでしばらく平地は付き位置作戦。新道登りは後ろで入ったらしんどいので、その前からは少しローテに加わって位置取りだけには気をつかう。
残り2周回の時には中井選手も吸収していて、ここからが勝負といった感じ。もう一度補給地点でアタック。なんとか対応。
日大が逃げていて、集団は20名弱。自分は最後の激坂で先頭が見える位置なら勝てる自信があったので、ひたすら省エネ走行を意識していた。

ラスト2周回の補給所手前で明治野本選手が抜け出す。ラスト1周回で武山選手が単独で追走に入り、集団の日大が引かなくなる。新道登りで向井田は千切れてしまった。また中央も1人が微妙に抜け出して他の2名が引かなくなり、集団は完全に牽制モード。
ここで追走に行かなかったのは事実だが、その判断が間違っていたのかは分からない。自分が追走に出れば間違いなく日大と中央のチェックが入ったし、そもそも武山選手と張り合える力はない気もする。
とにかく自分は集団の頭を獲る方向に考えをシフトチェンジしてその時に備える。一度登り返しでお試しアタックをして周りの選手の脚を見てみたが、やはり中央の選手に余裕がある。
そのまま補給地点の最後の激坂を迎え、前日に決めておいたポイントで最後のアタックをかます。何とか前の中央に追いつきたかったが力及ばず、4位でゴール。<感想文>

去年のインカレ、2回生にして実質初のビッグレース。完走目標で出走、落車はあったものの28位で目標達成。次年度全日本選手権の出場権も獲得できてめでたしめでたし…。
とはならなかったわけですね。あの後どれほど「あの落車がなければ」という意味のない考えを巡らせたことか。そして自分の成長見込みとインカレを走った感覚を勘案して9月中には「インカレ表彰台」という来年の目標を立てたわけであります。この目標は何度か練習日誌にも書きましたね。

去年の夏前からずっと体幹レーニングをしてきて、冬も体幹レーニングとLSDをひたすら行いました。シーズンが始まっても体幹レーニングは継続し、7・8月は高強度の練習を多く取り入れ、体重も60kgまで落としました。163cm60kgというのは世間一般では軽くはないのだと思いますが。
8月頭の夏合宿で体がよく動き、直前の将軍塚インターバルもかなり良いタイムが出せていたので、自信満々で本番を迎えました。間違いなくこの日の自分は自分史上最強でしたね。

結果としては4位で表彰台を逃したわけですが、自分の持てる力は出せたと思います。出し切れたとは思っていないのがキモですが笑。
最終周回で武山選手が行ってしまった時、あの状況はベストではなかったけれど、あの状況下ではベストな選択をしたのでしょう。前日の試走でアタックポイントを決めていて、そこでしっかりスパートをかけられました。

ゴールした瞬間、4位という結果には正直ガッカリしました。でも1日経った今は、ロードレースが究極的には集団戦であること、前にゴールした3選手の力を考えれば順当な順位であったとも感じています。日大、中央は集団に3名以上いたし、明治も終盤までアシストがいた。あのアタック合戦をくぐり抜けてきたんだから、みんな強いわけです。さらに野本選手、武山選手はインカレチャンピオンであったわけだし、中央は完全に奥村選手を送り出したわけだし。(ちなみに奥村選手はこの年の国体チャンピオン)
もちろん、チームワークとかを無視して圧倒できる力が自分にあればいいんだけど、当然今年の自分はそんなに強いはずがない。もちろん責める気などは一切ないけど、最終周回の新コースの登りで向井田が千切れたのは痛かったですね。
今はまだ結果に納得も満足もできていないけれど、周囲の人たちが喜んでくれたのでやはり1年間頑張ってきて良かったなと。インカレ優勝は来年の自分に置いておくということにしておきます。

日頃よりご支援頂いておりますOB・OGの皆さま、お忙しい中現地まで駆けつけて差し入れまでしてくださった皆さまありがとうございました。今回のチーム順位は去年の7位を上回って4位で、ツール・ド・北海道へつながる結果を出せたと思います。これからもご支援ご声援のほどよろしくお願いします。
また、前日入りあるいは当日入りでサポートしてくれたマネージャーのみなさん、選手のみなさんありがとうございました。おそらくそれぞれ苦労気苦労があったかと思います。みなさんのおかげで万全の状態でスタートし最後まで走り切ることができました。ありがとうございました。


さてさて、以下余談ですが、私は常々自転車に限らずスポーツはT: Time、M: Money、P: Physical、M: Mentalの4つの要素の「総合力」で決まると考えてきました。
しかし今回のインカレで、今さらかよって感じではありますが、C: Companyの要素もあるなと思いました。これはサポートしてくれる人たちであったりアシストしてくれる人、練習仲間などを含んでいます。この5つ目の要素に気づいただけでも今回のインカレを走りきった意味はあったのかなと思ったり。

http://jicf.info/hp/wp-content/uploads/2018/09/18ic_rr_result_0902.pdf


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フォトby深井さん。ぐへーって感じですな。ゴールシーンなんてこんなもんですわ。