10(日)27km、1.1h、71TSS、山中SST2本。

<練習内容>
 山中でSST2本。調子悪かったので。最初はアップがてらテンポで入ってじわじわ上げて行った。そこからもう一本SST。後者は最初からしっかり目に踏んだ。

18:26 283W
17:39 308W

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 木田が逃げ切って優勝されたとのこと。逃げ切って、というのがアツい。自分の馬のことのように嬉しいです。気分は馬主。感動をありがとう。

 さて、裏でアレコレと奴に指示を出してきたわけだが、私の指示した練習内容が正しかったのかというとそれはわからない。木田が思い思いに練習していたとしても昇格したかもしれないからだ。むしろソッチのほうが強くなったかもしれない。もちろん最善と思われる方針を提示したつもりではあるが、結局人生は一回切りなので、最善だったかどうかなんて確かめようがない。
 しかし、唯一絶対と断言できるのは、彼が白馬の落車で引退していたのなら、前回の行田で勝てなかったことで折れていたのなら、今回の優勝はなかった、ということだ。勝つためには、勝つまで続ける必要がある。君がッ 泣くまで 殴るのをやめないッ!の精神である。違うか。
 もう一点、これはバカにしすぎであるかもしれないが、もしも白馬でシレっと昇格していたら計画的に練習し念入りに作戦を立てることの重要さを一生認識できなかったと思うのだ。落車は不幸だったが、結果として木田はしなかったときよりも大きく成長できたんじゃないかと思う。つまり、その時その時残した結果云々よりも、「あのときの失敗があったから今の自分がある」と失敗を美化できるだけのゴリ押しの努力ができるかどうかに人生はかかっているのである。

 長くなったので要約すると、諦めずに努力し続けたお前は偉い!ということだ。おめでとう!