さくらおろち湖

木曜の花脊で足をつったため、足の疲労の状態を見ながらレースに合わせた。無理に強度を上げなかったため、ある程度回復させて臨めたと思う。

レース前まで、下りの安定感に欠けるという不安があった中で、3周してしっかりコースを確認できたのは大きかった。当日直前のアップで、ケーデンスが低いという指摘を受けたので、レース中には軽めのギアというのも意識した。無駄に足を消費している感覚がだいぶ薄れていた。

前めの良いポジションからスタート。パレードでは、気づいたら集団での位置が段々と下がってしまっていて焦ったが、登りなどでスキを突いて少しづつ前に出ていった。風をうまく避けれていない所があったのは、前回に引き続き反省点。1周目最後の登りで落車があり、危うく避ける。ここで集団が切れたが、先頭集団についていけたのは大きかった。そのまま最後まで粘れるかとも思ったが、長い登りで千切れ、しばし一人旅に。その後半周くらいで、垂れてきたおっさんをすっと抜かした。後ろにつくと自分のペースが崩れると思い、一気に離そうと思ったが、最後の登りの手前で追いつかれた。ここで、自分から仕掛けるのが早すぎたかもしれない。向こうにもペースを上げられ、結局最後まで逃げ切られた。経験不足を痛感しながらのゴール。

とはいえ、レースで初めて手応えを感じ、その醍醐味を知れたことは、収穫になった。ただ、風の抵抗の軽減など、まだまだ課題は多い。高度なレースでも今回の感覚を味わえるよう、精進してゆきたい。