岩手日報杯

 まず、今回の遠征では、向井田のご両親には大変お世話になりました。手厚いサポートのおかげで何不自由なくレースに挑むことができました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。サポートにきてくれた方々にも、お世話になりました。以下、レースレポートです。
 
 結果:10位/43人
 
 コースプロフィール:福原さんの通りです。
 
 目標:・向井田の国体出場権獲得のアシスト。
     ・そろそろロードレースまともに走りましょう。
 
 レース展開(自分のしたこと)
  ローリングなし。中切れに巻き込まれるのは絶対に避けたかったので、開始直後からガンガン前に行くつもりでスタート。ところが始めからペースが遅く、そんなに踏む必要はなさそう。それでも不安だったのでしばらく踏みめで。半分いったあたりで福原に、「踏みすぎ」と言われたのでようやく節約モードに切り替えられた。この辺の判断は自分でできるようにならないと。しばらくは大集団でゆるゆるペース。6周目あたり(?)で逃げを吸収するために集団がペースアップ。このペースアップでだいぶ集団の人数が減ったような。逃げを吸収した後は再びゆるゆるに。その間、自分と福原で有力っぽい選手を徹底マーク。結局動きはなく、そのまま最終周に。まだまだ集団が大きいということで、福原が登りと、その後の下りでガンガンペースアップして集団を削りに行く。自分も続けてペースアップするが、こちらはあまり長続きせず。これ以上引いたらくたばりそうだったので引き下がる。ちぎれかけたが何とかへばりつき、しばし回復。その間に福原はもう一度アタックして、さらに集団を削りに行く。結局この動きで集団は高校生も合わせて15人くらいになったかな。福原が吸収されたタイミングで自分もアタックしようかとも考えたが、効果的なものはできんだろうと思い、最終スプリントまで向井田を先導する方針で。しかし、ゴールの600mほど手前のコーナーをこなしたあたりから周りの人がためていた足でガンガン追い抜かしていく。しばらく持ちこたえたが、これ以上役に立てそうにもなかったので向井田を放出して、あとは惰性でフラフラ走ってゴール。

 雑感
  まず、正直なところ今までアップダウンのあるロードレースでまともに走れたためしがなかった。ということで、今回のレースもアシストうんぬんよりも、自分がちゃんと走れるかというのが不安なところだった。その点からいえば、今回のレースは最後まで集団内で小さくではあるけれども動けたのは収穫だった。確かに、スローペースのイージーなものだったが、福原の動きもよくよく観察できたし、有力選手をマークすることの重要性も学べたし、自分にとっては十分に楽しいものだった。ただ、最終周にちょっとペースアップを図っただけでひーこら言ってるようじゃまだまだだし、最後まで向井田をアシストできなかったのも情けない。それから、今回のレースは福原に倣って動くことで省エネ運行できたのが大きかったが、厳しいレースだとそんなにうまくもいかないし、やっぱりこれは自分でできるようにならんとな、と。それはそうと、とにかくいい経験ができました。連れて行ってくれてありがとう。