hkn analysis

2本連続の投稿失礼いたします。

今週末の箱根ヒルクライムのコースを分析してみました。
興味無い人は時間の無駄なので読まないことをお勧めします。

まず、一番知りたいのは目標タイムです。
それを算出するためには、コースの距離・標高差と自分がどれだけのパワーを出し続けられるのかを知る必要があります。
今回のコースの距離と標高差はわかっているので、あとは自分のパワーがわかれば良いということになります。
自分はパワーメーターを持っていないので、直接パワーを測ることは出来ません。そこでこれまでの峠の計測データを使ってパワーを推定してみることにしました。

単純に計算するだけならこういう便利なサイトを使えばいいのですが、それではつまらない&より詳細に知りたいということで、自分でエクセルを使って計算してみました。
その結果が以下の図です。

青点と青線が実際の自分のデータとその近似曲線、赤点と赤線がパワーを305wとしたときの傾斜1%ごとの計算上の速度と近似曲線です。
計算は、ふじいのりあき著「ロードバイクの科学」を参考に、登坂抵抗・空気抵抗・転がり抵抗を考慮しています。
ご覧のように、自分の実測データの近似曲線は305wのときの曲線と近くなっています。よって、自分の乳酸閾値付近での維持可能パワーは約305wだということがわかりました。
このエクセルのシート、自分で言うのもなんですがかなり面白いです。各人のデータを入力すればグラフができるようになっているので、欲しい人がいれば言ってくれれば提供します。

ようやくパワーがわかったので、箱根の分析に移ります。結果が以下の表です。

見ての通り、305w出し続けた場合のタイムは約46分となります。キシリウムを履けば45分は切れそうです。もちろん無風と仮定した場合ですが。
あと後半の平坦部分で誰かの後ろに付けるかが鍵のような気がします。
ふぅ〜 疲れた。
なんかどっかのおっさんローディーのブログみたいになってきましたね。









っておまえひまかっ!