4:53 289TSS NP273W 29位
福原さんをギャフンと言わせるためには表彰台に乗るしかないので、それ目標。
昔の練習日誌みると皆さん新道のぼりというワード使いますが、もはや旧コースを知ってる人いないのでB地点からの登りとしましょう。
レースプランとしては、出走はクラス分けされてて、1周目に前に上がれる気しないしで逃げは乗れないだろうから、集団で周回こなして、ブリッジ。そこから仮に勝機があるとしたらラスト2周の残り3km付近 or 5km付近の登りでアタック -> 逃げきりが一番高いかなと踏んでた。
当日までに持ってる手段としたら、1min 10.5 5min 6.7 20min近く? 5.5?(FTP5.2?) だから序盤から逃げたりするより 最後の1minの勾配きついところ とか、F地点からの3minとかで頑張る方が勝率は高いだろうけど、1週間前に祐太郎に1min負けてるし、2本まではいいけど4本とか繰り返す能力がだいぶ劣ってるから、最後勝負にするのは怖い。
今までろくに結果残してないから、マークなんかされないだろうし、見逃しor躊躇してどうにかならんかなってのと、周りより体重重いだろうから 一人で飛び出たとしてもA地点〜B地点の緩やかな下りで集団に負けないだろうっていうのがあった。
これAプラン。 まああとは普通に最後勝負でBプラン
前日の試走でアタックできそうなところ1min走して感覚をつかんでおいた。
前日入りするまではSF地点で前が緩んだところをもう一回かけて逃げようとも思ってたが、その後の下りで有意な差を作れる気がしなかったので残り3kmとか5kmの登りでどうにかしようと思った。
勾配のきつい区間はちょうど1minくらいだった。
前日の感覚として足の感触は悪くないのだが、肺がキツさを感じたのでちょっぴり不安。
バイクチェックが思ったより並んだ
クラス2の真ん中くらい。
リアルスタートのD地点までパレードという名の位置どり。下げはしなかったけど上げれはしなかった。隣で出発した天野(裕)はクラス2の先頭までスイスイ。すごいなーーと思いながら。
E地点からの下りで最後尾付近まで下げてしまった。
すぐに逃げできるやろうなーと思ってて、まあできたらしいが、できるところを目視できず、どんな逃げができたのかわからない。
前日やけに肺がしんどかったのもあり、最初の2周近くでD地点の伸びとかでちぎれるのとか落車を怖がってたが、意外となんてことなく。落車はちょっと危なかったけど、マージンめっちゃとってたのでまあ。
辰巳さんのレースレポみると、新道登りの1km前から位置どりはじめリャ、スイスイっと前にいけて180度コーナーとその後のインターバルは楽っしょ。と書いてあったので最初のうちはやってみるも、う〜ん。位置どり争いに勝てる気がしないし、変に体力使うしいいやと思ってすぐに諦めて180度コーナーはほぼほぼ最後尾でこなすことにした。そうすれば、D地点のインターバルちょっとだけ気をつければあとはのほほんとリラックスできるし。まああとは早稲田の神村さんが見える位置にいりゃどうにかなるやろと思ってたのもある。後は180度 イン側にいると芝生の方に行かされる流れができてしまってたので、毎回左側で入ることにした。途中転けてて巻き込まれてる人いたので正解だった。
下りが思ったより怖く、毎回最後尾付近に下がってしまってた。というかギャップをつくってしまってどんどん入られる。
そのためブリッジとかの動きないし、最悪乗り過ごしかけて時の最終便は補給所付近で起こるだろうと踏んでたので、無駄にポジションあげず、F地点曲がってからのゆるい上りで前に上がれるので、先頭の雰囲気確認してそのまま流しで登るというのを無限に繰り返してた。
杏周はオレンジのメットでわかりやすくてすぐに見つかって、ずーっと先頭いて同志社1回ズも前の方にいてすごいなーとぼーっとみてた。
最後尾だとD地点の後は多少踏まないといけないので、おかげでアタックらしいアタックとかペースアップらしいペースアップがなくても勝手に人数減ってくれた。
おかげで周回をこなすごとにインターバルの距離が短くなっていってどんどんイージーになってた。
集団のペースは大して上がらず。確かにウゲーっていう暑さだったし、それもあるんかね。逃げがいいメンツなのだろうが、どっかわからん。日大京産が終始穏やかにしてたしまあそうなんかねと考えてた。
周りがOS1とか言ってて確かに欲しくなった。ミスった。
逃げも2min程度で大して差は開かずに暇な時間が流れてった。
中京の初川さんが残り5km地点で行きたそうにしてたのは確認したけど、動くん?みたいな雰囲気だったし、真ん中でぬくぬくしてしまってたから動くに動けず。たらればですがまあこれミスですね。
追走できたのはちょっとしてから知った。ほえー。
次の周のB地点の上りで、東大の篠崎さんがアタックしたのは確認した。がこれも同上で一旦スルー。
がD地点のインターバル後、相変わらずあまりにも集団のペースがゆっくり + 明星の人がアタック +ポジション的にいい位置に入ってた。で行くかーという気に変わった。誰かきてくれんかなと思ったが来ず。まあ良い。2minくらいやし詰めてやる。との気持ち。 E地点すぎたあたりで前の明星の人と篠崎さんにとりあえず追いついて前にいた明治含め5人。こりゃイケルんじゃねとやる気満々。が、いつの間にか二人。そして篠崎さんから衝撃の一言。前待ちしよう。なんそれ。一番やりたくない動き。とりあえず前の追走までと思ったが、バイクから衝撃の連絡。前8人 追走2人 集団。 あれ。前追いついたんか。そして8人もいるんか。VO2に入れてガンガンに回してさっさと追いつこうと思ってたが厳しい状況。単独で思いっきり行ってそこから動ける気しないし、じゃあこれ残り1時間40分くらい走れるペースで走らなあかんやん。ただ、篠崎さんが自信を持って言ってたので、従うか?といった心情。一人じゃきついし、なんか情報なり確信があるんだろう的な主張をしてたので。がのんびり走っても意味ないので、なるべく頑張る。
その後2周くらい宙ぶらりんした後に下りの平坦区間で集団にキャッチされた。しっかり繋がってるなーと思ったが、下りで京産鹿屋中心に逃げ出そうとアタック繰り返してた。。ふむ。これぞ前にいた意味と思って、もう一度逃げに繰り出そうとするもここで飛び出る強さはなく、逃げができることもなくで無理。
ここで体に異変。B地点の上りで完全に両前太ももが攣った。ギシギシ痛いが痛いだけなので悶絶しながら。集団はまた相変わらずのスローペース。補給地点の場面だけやなー的な感じ。補給地点の上りで色々攣ってしんどかったが、集中切らさずに耐えた。
その翌周も同じ感じ。違うのはボトルがなくなりそう。ということで取りに行ったこと。去年のインカレでとりに行くか迷って、取りに行ったことで攣ってで、同じやん。どうしよ。と思ったが、結局取りに行かないと勝負に絡めないので取りに行くことに。なかなか補給レーンに入れずポジションを下げるが、ビックラコイタ。今までの攣りが全くなくなり、スイスイ進めた。
この週で初めてスポドリをゲットしたのだが、このスピード感的に口腔刺激ってやつですか?と感動してた。がその次のB地点の上りは変わらずギシギシ攣ってて痛い。D地点に入る時のコーナーでインの足をあげてると攣ってしんどい。が、変わらず集団スローペースだったので、これは逃げ切り諦めてるんかなー(← 一番諦めてるやつ)と、のほほんと気持ち切ってしまってた。前に行くスペースはあったのだが。と、そうこうしてると鎌田さんがアタック。みんなぞろぞろ。しかしさっきまで元気に動いていた体が全く動かない。びっくりするくらいに動かず、そのままちぎれた。あっけなかった。尸になりながらなんとか完走。
ここから振り返りとメモ
気持ちって大事だよなとひしひしと思った。と同時に不思議やなーとも思った。
勝負どころでというかラスト2周きってる時点で、気持ち切ってる時点で終わってた。捕まってから限界ちょっと手前だったから、きついだろうというところに向けてそこでは踏むとかの気持ちは作って、それ以外はかなりスローペースだったから気持ち切るのを繰り返してた。
もちろんラスト一周ではどこでも反応できるようにと気持ちきれないようにするつもりだったけど、甘かった。
よくよく考えたら、アタックしようかなと思ってた場所とタイミングでちぎれた。レース前は考えていたのに頭が回ってなかった。
天野(t)さんとか、個ロードで一人で追走した後に集団に捕まってもしっかりと2位になってるあたり、すごいと思うし、捕まってからも前に抜け出そうという動きを何度もしてた。
自分も気持ちを切らずに、ゆっくりなら前に出て抜け出す方に動くべきだったし、よくなかった。明らかに足りなかった。
逆に、動かないなら動かないって最初から割り切るのも手だった。
スプリンターなら、序盤の逃げにのったりしないで、チームメイトとか、他チームがうまくスプリントの展開に持ち込んできて、そこから勝負。そこまでは何もしないって割り切ってる。
今回は1minの上り後ちょっとでフィニッシュだったから、いわゆる上のような戦い方をするという作戦もありだった。
今回のレースは、逃げとのギャップ差もそこまで開かずにかつ集団もかなりゆったりとしたペースで、ピリピリした感じがなかった。
から、一発勝負だったら、可能性もあったしそれでもよかったかもしれない。
レース前には、逃げができて、追走ができて集団取り残されて、前勝負というシナリオしか描けてなかった。20182019に引っ張られすぎた。色んな可能性があるし、今回の可能性は普通に予想できた。イメトレもしてたけど、上のパターンしか考えれてなかった。上でいうBパターンも追走で逃げがなくなってというパターンで最後の方まで集団を絞らない今回みたいな展開ではなかった。
色んなパターンをあげるためにも、一人じゃ気づかんし、レース前にどうしたいとか、どんな展開になるかとか、みんなでもっと話し合った方がよかったかもしれない。ミーティング時間の関係で朝にやったけど大事なレースだったらきちんと前日とか。
残り 70kmくらいで3分差は別に焦るタイム差じゃないし。
よかった点は、攣って再起不能になって終わりという去年のパターンではなかったこと。補給のミスをしなかったこと。
後は終始後ろにいた点について。
機材についてどうこういうことはよくないけど、プロペルじゃ時間かけて練習して準備してとしたレースに出るのは、、、と思った。
今回は、部のカーボンディープを使わせてもらいました。鈴鹿では全くブレーキをかける場面がなかったから思わなかったけど、カーボンとプロペルの制動力だと、雨の日のアルミの制動力まで落ちた。swissstop使ってもなかなかしんどい。
じゃあアルミで行けよとの声もあるけど、アタック->独走が目指す展開だったからディープリム使いたかった。
普通のキャリパーだと、去年もグストもそうだし、篠原のを借りても思うが、しっかりとビシッと留まる。
周りと明らか違うので、マージンも広くとるし、どんどん入られるし、、、。
去年のジャパンカップは下りで大失敗したので、今シーズン序盤(グスト時)はかなり下りに気を使った。その時はしっかりと下りの中を自信持って動けてたし、変にスペース開けてる今の僕みたいな人はどんどん抜いていい位置でいられてた(特に全チャレとか)
動けなくなって、マージンがどんどん広くなったのはプロペルになってからで、、、
マージン広いからコーナーの立ち上がりも無駄にインターバル強めになるし(おかげで目の前の人が転んでも落車には巻き込まれずに済んだけど)
行っちゃえって思ったのも、ブレーキ関連でストレスがかかって集団の中でうまく立ち回れずにいたから集団から離れたかったっていうのもあるし、、
チャリ買うかーー?
高すぎるよな、、。
とりあえず、今シーズン残りわずかだけど、今シーズンで自分が納得できる強さをゲットできるか次第やな。
シーズン終わってから考えよう。
後は、高度について思ったことがあった。長いしそれはまた次の練習日誌にでも。
最後に、
応援やサポートなど様々な方々、ありがとうございました。
両親に加え、福原さんや祐太郎さんにもきていただいて、
後で動画見てみると、声に反応してるの面白いですね。
一番しんどいであろうところにいてもらったので、流石やなーと思いました。その後のSF地点に親がいるのが見えたので、補給の坂+そこからの下りまでの場面はちぎれるイメージが全くなかったです(笑
おかげ様で楽しかったです。
Appendix
主要なパワーデータ
10s~13s 595 526 527
一周目 1:30 410 1:11 402
追走するまでの中盤 アルファベットは地点
14 519 11 565 D44 493 F49 414 補給 1:11 389 D50 490 補給 1:15 386 D57 433 補給1:06 388 D41 467 D1:08 442 アタック13 554
捕まってから
D 28 440 補給1:11 423
D 21 458 補給1:06 447
体重 当日朝68.5 1日前67.0 2日前66.8 3日前66.2 翌日朝66.2
朝 ちょっと食べすぎた?、宿でちょっとムカムカ 嗚咽感
朝150
ライ麦パン 2枚 コーンフレークとバナナ2本 ゆで卵
3h前の7時までに食べた。
補給
もらった+最初から
40*5 sis
30 羊羹
40 sis c
30 マグ
80*2 ドリンク
30 ポカリ
あまりが40gのsis
計420g