テンポ走

20 ローラー100分 262w40分 264w15分 356ワット5分

FTPの八割くらいで淡々と走るのをテンポ走といい、最も時間をさくべき練習だそうだ。俺の場合265wくらいだ。おそらく落ち着いてる集団で緩やかな登りを登っているくらいの強度か?最後にやったのはFTPの一割増しで踏み続ける予定だったがちょっと低かった。5分くらいの運動は繰り返しが肝らしいから、あんまり意味ないかも。20分走のシメに思わずペースを上げてしまった。

テンポ走は最も時間をかけるべき練習とかいたものの・・・
最も時間をかける価値のある練習というのは別に存在するそうだ

有酸素域の練習効果は、以下の式であらわされる
(あるパワーでの最大の有酸素運動のトレーニング効果)
=(時間当たりの生理的負荷)×(持続可能な限界の運動時間)

当然のことだが、生理的負荷はパワーが高くなればなるほど大きくなるし、運動可能時間はパワーが高くなればなるほど短くなる。だからトレーニングには効果が極大になる強度というのが存在して、それは、FTPの88〜94%くらいの強度らしい。これをスイートスポットとその本では呼んでいた。このパワー帯が、最も時間を割く価値のある練習、というわけだ。

実際のレースではそれ以上のパワーが必要となるから、そのパワーの練習だけでは勝てる選手にはなれない。その上、最も効果が高い練習≒最もしんどい練習なわけで、毎日続けると確実につぶれるだろう。こういった疲労度とほかの練習との兼ね合いで、結果的にテンポ走または耐久走に一番時間を割くことになるようだ。

週一くらいでスイートスポットでの練習をやりたいが、今は筋トレの時期なのでやめておく。今やると疲れが抜けずに、筋トレも中途半端、パワーも上がらない、というどっちつかずな状況になると思う。筋トレが終わって、本格的に有酸素運動の能力を高めよう!という時期になったら取り組んで見る予定。