福井国体

まず、国体という素晴らしい大会に出場する機会を与えてくださった岩手県車連の皆さんありがとうございます。特に、強化委員の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
せっかく使っていただいたので入賞して結果で恩返しをしたかったのですが、残念ながら実力不足でした。来年も出場できるとは決まっていませんが、来年も出場させていただけるよう練習し、来年は入賞したいと思っております。(このブログを岩手車連の方々がどれだけ読んでくれているかはわかりませんが。)
また、岩手の選手団、引率の先生方も急に京都からやってきたわけわからん奴(盛岡出身ですが。)を暖かく受け入れてくださり、ありがとうございました。国体の遠征で楽しかったと言っていいのかわかりませんが、楽しい遠征でした。さらに、岩手選手団の中から優勝や入賞がでて、そういう選手を間近で見れて色々と勉強になりました。学ぶことの多い遠征にもなりました。

それにしても、入学当初は何部に入るのかも決めていなかった私が国体に出れるとは。なかなか不思議な体験をさせてもらいました。


【レースレポート】
4kmTP 25位
まさかの前日の夜に出場が決定。山梨のトラック合宿で高校生にちぎれまくっていたので、ちぎれるのは前提でできるだけ迷惑をかけない走りをするのが自分の目標。
予定では序盤26秒くらいで突っ込んでできるだけ耐える。だったのだが、他県の走りをバンク内で皆でみていたら大崩壊しているチームが多々あり、皆さん不安になったよう。最初は27秒くらいで様子みようかという感じになった。そんな感じで出走したので練習よりかなりスローペース。自分もそこそこ余裕があったが練習で全然ひかない奴が急に1周引いてもなあとか考えて打ち合わせどおり半周引きをこなすだけ。そのままペースはあがらずズルズルいき27秒後半もちらほら。最後まで4人で回し、ゴール。タイムは4分42秒で25位。崩壊したチームよりは早かったかなという順位。ただ、国体という場で花形ともいえる団抜きを走れてうれしかった。


クラッチ予選 18位(出走22人)
(上位10名決勝)
びびってた。前の組の少年スクラッチで大落車があり、集団内やばいなあと。
それで集団のケツにくっついてただただ周回を重ねる。レースは大きな展開はなく最終周へ。最終周の勝負の大集団スプリントが始まったので一番後ろから大回りでまくろうとしたがそんな足はなく、ゴール。


ロードレース決勝  94㎞ 18位 (出走90人 完走40人)

コースはスタートゴール地点を出発して11kmほど市街地の平地→15分程度の登り区間と4分程度の下り区間からなる周回コース×5(悪天候のため6→5周回に。)→8㎞程度の市街地を抜けてスタートゴール地点。という大野市を大きく1周するコース。
勝負は明らかに周回コースの登りで決まる。

去年の結果から岩手県は後ろから3番目の列でスタート。結構な雨。平地区間は後ろでのんびり過ごそうと高をくくっていたらそこそこのインターバルがかかりしんどい。大学生がかなり多いとはいえ、学連のレースとは一味違う。平地にも関わらず結構アタックがかかる。ここで焦って無理に前に行こうと頑張ると登りでしんどくなるし、落車とかある気がするので後ろで耐える。案の定コーナー手前で落車している人がいた。
周回コースに入ってからは逃げができたり吸収されたり。自分は特に何もせず、集団が減るのを待っていただけ。これが今回の一番の反省。他人任せで走っているうちに気づいたら最終周の登りが始まり、メイン集団と逃げ6人との差は50秒程度。ここでも自分はメイン集団で走り、そのまま集団でゴール。
自分が逃げに入ってちぎれずにゴールできるかはわからないが、あの集団のトップ取る方が無理ゲーだし、国体は8位までしかポイントをもらえないので完走なんて考えずに逃げに乗ってみるべきだった。反省。
終わった後動画をみたら、長野県の小出選手の積極的な走りが素晴らしかった。強いのはもちろんだが自分から展開を作りに行くというのが格好いい。すげ。

以上国体のレースレポートでした。

最後になりましたが、私の個人的なレースであったにもかかわらず、応援に駆けつけてくれた皆さん、ありがとうございました。とても嬉しかったです。
そして酒井、色々とありがとう(笑)