大島三原山ヒルクライム

11/4 大島三原山御神火スカイライン
距離6.0km 標高差516m 平均斜度8.6%
結果 クラス3 2位 採用タイム20:50.26

今回のレースはコースプロフィールを見る限り花脊と殆ど同じで練習とイメトレもやり易かった。エントリーリストには山形村上位の明星大を筆頭に高崎経済、一橋、沖野さんなど自分より成績の良かった選手が並んでいたが昇格の希望を捨てずに練習していた。おかげで花脊はベストで19:33をマークし、コンスタントに20分を切れるようになっていたのでちょこっとだけ自信があった。山形村での反省を活かし、食生活にも気を遣い減量に努めてレース時の体重は57kg台まで落とせていた。本番では初の決戦としては贅沢すぎるLightweightを使わせてもらえることになった。昇格以外は許されない状況となった。が、最近の日ごとの寒暖差に耐え切れずレース前日に風邪気味になってしまった。夜行船の中では満足に眠れず当日の体調は万全とは程遠いものとなっていた。いやほんまに。1本目で勝負は決まると予想していたので1本で出し尽くす練習をしてきた。2本目のことなど微塵も考えていなかった。レース前にコースを試走するも踏めないし頭痛はするしで散々だった。

ヒート1

タイム20:50.26

スタート位置に並ぶのはいつも通り一番最後。ホイールに恥じない走りをしなければと奮起。スタート直後クラス1,2の選手がかちあげる。集団とか1秒たりとも形成されなかった。(いや、1,2分は形成されてました)昇格最有力候補の明星に付き位置で登る。ペース速すぎで脚に大分くるが千切れる気はしない。ここで本日踏めることに気づく。明星と向井田さんがタレてきたところで後ろからペースで登ってきた信州に抜かれる。2人を見切って追走に入る。その後は信州に15mほど先行される状況が続き、途中の突風平地区間で追いつきスリップに入る。これはイケるかも思いながら残り300m、アタックされてあえなく千切れる。あそこからペースアップする力は自分にはもう残っていなかった。1位しか昇格できないのであとはインナーローで登ってゴール。これでも花脊バス停換算18分50秒。

ヒート2

タイム21:56.57

2本もがく練習はしていなかったのでスタート時ですでに脚が終わっていた。1本目同様上位陣がスタート直後からかちあげる。モチベーションゼロの自分は後方集団を先頭交代も要求せずに牽き続ける。平地区間でクラス1の順天堂が抜け出したのでそれに付いていきそのままゴール。

なんやろう。昇格できなかったのにあまり悔しくない。仮に万全の体調だったとしてもあの信州に勝つことは難しかったと思う。今回はレースに向けて色々考え、できる限りの準備、調整はしてきたつもりだ。(スプロケ、ブレーキシューの交換などの整備を前日までに完了してなかったのは本当にすいません)ただ単に実力が足りなかったというだけ。そらずっとペースで登ってれば最後のアタックに対応できたのかもしれないけど展開を読めなかったのも含めて実力不足。クラス2には到底及ばなかった。何よりもLightweightを使わせてもらって昇格できなかったことが本当に申し訳ない。みんなの期待(決戦を使わせてもらえたのはそういうことだろう)に応えられなかったのも申し訳ない。なんとか1回生のうちに昇格したい。ここまで反省文ばかりだが、遠征自体は本当に楽しかった。伊豆大島なんてこんなことが無ければ一生行かなかったかもしれない。

最後になりましたが長時間、深夜の運転をしてくださった牧さん、向井田さん、サポートしてくださったwonderfulな山田さん、本当にありがとうございました。