山形村ヒルクライム

5.5kmの山道と1kmの激坂を3回登らされるという、幸せからは程遠いコース。
雨が降ったら二本になるのが恒例だが、今年はしっかり晴れていた。

結果 クラス2 2位

インカレ、生口島でだいぶ体が戻ってきて、ほぼ復活したといえる状態だったので、優勝かつ昇格を狙っていたレースだった。
その週の木曜日に花背を二本登るつもりで行った一本目のタイムは19'10(二本目は豪雨により中止)。
強くなったというよりタイムを出すペース配分を身につけたという説はあるが、状態は悪くない。少なくとも山形村の自己ベストは更新できるだろうという感じであった。

一本目は激坂手前まで10人程度。クラス2は5人残っていて割と焦る。
激坂に入ると同時にみんなガーンと行ってしまったが、先は長いのでペースで登る。
ゴールは東工大の選手の後に、リッツ、山梨、自分が10秒差でなだれ込む感じ。
ただし東工大の選手は明らかに踏みすぎていたので、勝負は10秒差の三人に絞られた感じ。

二本目は激坂で少し踏んでみたが、差をつけられず。三人が5秒差にいる接戦。

三本目はリッツ、山梨が序盤から逃げていなくなる。
単独追走できる足もないので、集団で我慢し、平地は引いていただく。
が、激坂に入っても前は見えない。
残り500mぐらいで元気そうなリッツと垂れてくる山梨を発見。
二位は取れるが、優勝は厳しそうだ。
山芋、山芋と心に念じて、ラスト50mまで我慢。
勾配がきつくなったところでスパートして2位でゴール。
三本の合計タイムはクラス2で2位、総合で4位でした。

クラス1の壁は近くて遠いです。
何事も一番になるということは、それほど簡単なことではありません。
しかし、だからこそ、そこを目指す価値が生まれるのだと思います。
僕はこのレースで現役を退きますが、これからもレースに出る人は、結果にこだわり常に上を向いて走って欲しいと願っています。

今まで応援、サポート、指導してくださった方、本当にありがとうございました。
今はただ、感謝の気持ちしかありません。