美山サイクルロードレース

美山サイクルロードレース
日時:2016/5/22
天気:晴れ
距離:70km
結果:6周回目九鬼が坂手前でDNF

 毎年商業臭と規模が拡大しているこのレース。sustainabilityの向上のため、商業化は結構なことだが、250人いっぺんに出走は正直かんべんして欲しかった。まあそういう愚痴は置いといて、個人的には目標としていた全日本選手権の権利のかかった非常に重要度の高いレースだった。必然気合も入っていたし、一生懸命努力をしたつもりであったが、つもりで終わってしまったという感じ。私の悪いところが全て出てしまったレースだったといえる。

<レース前の練習>
 3,4月中は練習以前に生活がかなり不安定になっていた。引っ越しやら新しいバイトやら、生活のリズムができてはおらず、距離がイマイチ。生活の疲労もあり、強度も上がらない。4月後半くらいからようやく安定し始め、5月中からきちんと乗れるようになってきた、という感じ。残念ながら準備不足だったと言わざるを得ない。
 自分でもそのことをわかってはいたのだけれど、かと言ってバイトしなければならないのも事実なわけで、バイトと練習の折り合いがついた頃にはもう手遅れだった。その頃には、本来では休まなければならない時期になってしまっていた。にも関わらず、練習不足であるという焦りも手伝い、無駄に練習してしまい、疲労の残った状態でレースを迎えてしまった。
 人生において何をするかを決定するのは比較的容易だが、何をしないかという決定をするのは結構難しい。振り返ってみると、別に遊んでいたわけではないのだが、これはすべきではなかった、という事項が多かった気がする。今更人生のバランスとか考えてんじゃねーよ!みたいな。

<レース直前の準備>
 金銭的な理由により決戦ホイールの後輪が用意できず、いつものパワータップに軽量タイヤをつけて参戦しようと考えていた。しかし、牧が決戦の後輪を使わないことが判明し、急遽後輪を借り受けることとなった。これが悲劇の始まりだった。パワータップについていた古いスプロケと古いチェーンはうまく咬み合っていて変速も良好、全く問題なく走れていたのだが、決戦についていた割と新しいスプロケとは全く噛み合わず、常にガチャガチャ言っていた。もうこの時点で時間はなかったので、パワータップで走るという選択をしたら良かったのだが、そこからチェーンを変えたりゴチャゴチャやってしまって、結果フロントとチェーンの相性が悪くなるという至極当然の結果になった。自分のこの準備の悪さがこの重要なレースで出てきてしまった。
 さらに、レース前に受付に行ってもらっていたのだが、私の分だけ受付されていないというトラブル。このゴタゴタでほとんどアップもできずにスタートしてしまった。まあ一周目が実質アップのようなものだったので問題は大きくはなかったが、精神的に良くなかった。

長くなったので記事を分けます